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[ニュース]2017.4.20
「K-1 WORLD GP」4.22(土)代々木 チャールズ・ボンジョバーニ、早めの来日でコンディション調整は完璧!「自分のボクシングスキルにかけてトーナメントを戦いたい」
    
 4月20日(木)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP JAPAN 2017〜第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント〜」のトーナメント一回戦で石田圭祐と対戦するチャールズ・ボンジョバーニが公開練習を行った。

 これまで3度の来日経験があり、2015年11月のK-1スーパー・バンタム級タイトルマッチでは武尊からダウンを奪っているボンジョバーニ。公開練習ではミット打ちなどは行わず、自分の動きを確認するようなシャドーボクシングのみを披露した。

 ボンジョバーニは「フランスと日本では7時間の時差があるので、時差ボケの対応をするため」に普段よりも早く来日。今まで以上に体調を万全に仕上げ「体力面でも精神面でも順調に整っている。またこうして日本に来れたことを光栄に思っているし、感謝している」と準備は万端だ。

 また過去の日本での試合と比べて「経験を積むことで、精神面も安定してきた。テクニックの面でも常に上を目指して練習しているので、確実に変化していると思う」と自らの成長に自信を持っている。

 一回戦で戦う石田圭祐についてボンジョバーニは「過去の石田選手の試合を見て、考える所も色々とあった。試合については予測できないので、自分が出来ることに集中するだけだ」と多くは語らず。石田の「一方的にKOする」という発言を聞いても「彼の発言については、特にプレッシャーは感じない。KOするかされるかは土曜に分かることであって、特に予測して何かしようとは考えていない」と冷静に語った。

 トーナメントで優勝するためには1日3試合を戦わなければならないが「誰と戦いたいというよりも、トーナメントに向けて出来る限りのことをするだけ。トーナメントにはオーソドックスの選手もいればサウスポーの選手もいて、そこにストレスを感じるというよりも、とても良いトーナメントになるのではないかと思っている」とボンジョバーニ。

 昨年9月にKrushのタイトルマッチで敗れている寺戸伸近もトーナメントにエントリーしているが「もちろん勝つためにトーナメントに出場しているので、寺戸と再戦する機会があれば勝ちたいと思う。ただそこまでのこだわりはない」。

 あくまで試合までに最高のコンディションを整えて「自分のボクシングスキルにかけて戦いたい」と、己の拳を信じて優勝まで突き進むだけだ。

「自分はチャンピオンになったことを誇示しようとは思わない。チャンピオンになったということ自体が、良い試合を勝ち抜いてきた事実であり、それを皆さんの前で披露できれば、それが光栄だと思っている。

 そして日本のファンが、自分のことを見に来てくれることが光栄であり、熱い応援をしてくれることに感謝している。一緒に付き添ってくれた家族や友人、それから全てのスタッフに感謝の気持ちでいっぱいだ。土曜日は良い試合をするので、応援してほしい」

“フランスの最強皇帝”ボンジョバーニはスーパー・バンタム級の頂点に立つことが出来るか?

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