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[ニュース]2017.5.10
「Krush.76」5.28(日)後楽園 大沢文也、挑戦者決定トーナメント準決勝でも歓声を浴びて勝ちたい!「ただ勝つだけじゃなくて、自分を出し切るような試合をしたい」
    
 5月28日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.76」の[Krush -60kg次期挑戦者決定トーナメント・準決勝]で横山巧と対戦する大沢文也のインタビューを公開!
――「Krush.74」のKrush-60kg次期挑戦者決定トーナメント一回戦では稲石竜弥に勝利しました。あの試合を振り返ってもらえますか?

「試合の2週間前に結構大きな怪我をしてしまって…正直、まともに歩けないような状態でした。身体も動かせないから減量もキツかったし、とにかく試合中は足が痛かったっす(苦笑)」

――万全ではない状態ながらパンチでダウンを奪っての逆転勝利でした。

「ある意味、万全じゃないからこそ勝てたのかもしれないっすね。いい意味で開き直って戦えた感じというか。2012年に“狂拳”竹内裕二選手とやった時(※結果は大沢のKO負けだったが、互いにダウンを奪い合う激戦となった)もすごく体調が悪かったんですけど、開き直って前に出て戦えたんですよね。稲石戦はあの時と一緒だったかなって感じです。まあ…もし怪我がなくても前に出て戦うつもりでしたけどね」

――稲石戦は進退を懸けるつもりで戦っていたということでしたが、なぜ進退を懸けようと思ったんですか?

「自分は王座決定トーナメントの1回戦で朝久(泰央)選手に負けて、あれが2年ぶりの負けだったんです。戦績では2年間負けなしだったんですけど、その2年間で良い試合って何回したんだろうと思ったら、K-1で島野浩太朗とやった試合ぐらいしかないんですよね。他は勝ったとしても全然いい試合をできていないし『このままだったら先はないな…』って思ってました。応援してくれる人にも申し訳ないですし、それだったら引退を懸けて戦おうと思いました」

――そういう心境での試合だったんですね。実際に稲石戦は大沢選手の気迫が伝わる試合でしたが、周りの反応はいかがでしたか?

「試合の評価は自分で振り返って決めるものじゃなくて、周りの人たちがどう思うのかだと思います。ちょっと正統派な格闘家みたいなこと言っちゃいましたけど(笑)、周りからは『いい試合だった!』と言ってもらってますね」

――準決勝の対戦相手が横山巧選手になりましたが、どんな印象を持っていますか?

「強いですよね。自分が一回戦でやった稲石選手より強いと思いますよ。でも稲石選手の方が戦いづらいと思います」

――横山選手は実力もあって強い相手ですが、攻略法はイメージ出来ていますか?

「今回もただ勝つだけじゃない、自分の力を出し切るような試合がしたいっすね。前回も倒すつもりでやって、1Rに2回ダウンを奪ったんですけど(1Rの)残り時間がなくて倒しきれませんでした。KOの味も忘れちゃってるんで、今回は本当に倒したいと思います」

――見ている人を喜ばせる。自分も何かを感じる試合をしたいですか?

「はい。自分でも分かっているんですけど、俺が試合している時って後楽園ホールがしらけているんですよ(苦笑)。でも稲石戦ではしらけている感じがなくて、むしろ歓声も聞こえたので、戦っていて気持ち良かったんですよね。さっきも話した竹内戦以来ぐらいに気持ち良かったので、今回もそんな感じにしたいっすね」

――準決勝ではもっとお客さんの声や歓声を浴びたいですか?

「そうですね。僕の試合って黄色い声援が少なくないですか(笑)? 次は女の子たちにも応援してもらえるような試合をしますよ」

――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「稲石選手とやったあと、初めて声をかけてくれたファンの人が多くて、俺のファンも増えたかなと思います(笑)。次の試合も良い試合をして勝ち上がるんで応援お願いします」

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