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[ニュース]2017.5.9
「K-1 WORLD GP」6.18(日)さいたま 廣野祐、世界一になるチャンスが巡ってきた!「スーパー・ウェルター級でも日本人が通用するという所を結果で見せたい」
    
 6月18日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント〜」。トーナメント出場選手インタビュー第2弾は一回戦でサニー・ダルベックと対戦する廣野祐だ。

――第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントへの参戦オファーが来た時は、どんな心境でしたか?

「1月のKrushでジョーダン・ピケオーに敗れていたので、ピケオーに借りを返すチャンスが来たなと思って、率直に嬉しかったですね。自分は負けた分際ですが、ピケオーに試合後『もう一回戦おう』と言ったので、それが実現して良かったなと思いました」

――ピケオーと戦って手応えを感じた部分もあったのですか?

「結果的にはピケオーに負けてしまったんですけど、試合内容では世界と戦える可能性を少しは示せたんじゃないのかなと思います。ピケオーと戦ったことで、自分自身に足りなかったものと通用したものがそれぞれ分かりました」

――1回戦の対戦相手がサニー・ダルベックに決まりました。ダルベックにはどんな印象を持っていますか?

「ダルベックは非常にアグレッシブで思いきりがいいですよね。昔はディフェンスが上手い印象でしたが、最近はガンガン倒しに行く印象が強いです。あとは独特の軌道から打つ左のスマッシュブローもあって、分かりづらいですけど(ダルベックは)かなりテクニシャンだと思います」

――ダルベックもピケオーと同じくK-1でVS日本人無敗の強豪ですが、どんな対策を考えていますか?

「自分がどのように戦うかはあんまり考えていないですけど……僕が倒されることはないです。他の選手もみんな強敵だし、ダルベックも間違いなく強敵ですけど、自分がやるべきことをやって、それを高めていけばいいと思っています」

――スーパー・ウェルター級は他の階級と比べて日本人選手が勝てない状況ですが、日本人選手にとって厳しい戦いになると予想していますか?

「どの外国人選手と戦っても間違いなくきつい試合になるでしょうね。日本ではスーパー・ウェルター級(-70kg)というと大型選手という印象ですが、海外では-70kgが平均的な体重なので選手層が厚い階級なんですよね。だからスーパー・ウェルター級は日本人が外国人選手にチャレンジする図式になっていると思うし、今のところは日本人が通用しないと思われている階級です。でも僕はこのトーナメントで日本人も通用するんだという所を結果で見せたいですね」

――廣野選手は今回のトーナメントでどんな試合を見せたいですか?

「まずは絶対にチャンスを逃さないこと。そして目の前の試合を確実に勝つことですね。もっと自分の良さを出すことが出来れば、1月のピケオー戦よりも強くなっている姿をみんなに見せられると思います」

――トーナメントで気になる選手・注目している選手はいますか?

「個人的にはピケオーにリベンジして、トーナメントを優勝したらストーリー的にはいいかなと思います。あとは海外で評価の高いチンギス・アラゾフとも戦ってみたいですね。とにかく僕は誰が相手になっても問題ないように、自分を高めていけばいいのかなと思います」

――厳しい戦いになると思う反面、強い相手と戦うことにワクワクしていますか?

「はい。前回のピケオー戦で自分に足りなかった所を補って、その上で自分の良さを出せれば結果はついて来ると思います」

――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをいただけますか?

「僕はアマチュアの頃からずっと世界一を目指して戦ってきました。そして今回ようやく世界一になるチャンスをいただいたので、確実にこのチャンスを活かします。6月18日は新生K-1で日本人として初のスーパー・ウェルター級王者になります」

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