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[ニュース]2017.5.11
「Krush.76」5.28(日)後楽園 安保璃紅、レオナ・ぺタスをKOして無敗の王者になる!「一回戦からチャンピオンになるつもりでやってきた。絶対にこのチャンスは逃さない」
    
 5月11日(木)神奈川・古淵のTRY HARD GYにて、5月28日(日)東京・後楽園ホール「Krush.76」の第5代-60kg王座決定トーナメント決勝戦でレオナ・ぺタスと対戦する安保璃紅が公開練習を行った。

 試合まで3週間を切り「順調に追い込みも出来ていて、ここから残り2週間ほど追い込んでいきたい。体調はばっちりです」と語った安保。公開練習としてパンチ主体のサンドバック打ちを3分1R公開し、"無限の速射砲"の異名通り、鋭いパンチをサンドバックに叩き込んでいった。

 安保が出場している第5代-60kg王座決定トーナメントは昨年10月・12月から開幕。その時点で安保はプロ戦績わずか4戦、Krushでもプレリミナリーファイトで1勝している選手にすぎなかった。しかしトーナメントでは稲石竜弥、山本真弘、郷州征宜というチャンピオンクラスの選手たちを次々と撃破し、プロ無敗のまま決勝に駒を進めた。

 ここまでの試合を振り返り、安保は「心配・不安はなくて、逆にキャリアが上の選手を倒してやろうという気持ちでやってきた」と語る。

「ここまではベテランやキャリアがある相手にどこまでやれるのか?というテーマで戦ってきたのですが、気持ちの面では相手に勝っていたと思うし、それが結果につながって自信になっています。

(不安はなかった?)全くなかったですね。トーナメントが決まった時に覚悟を決めて全力で頑張ってきました。僕はずっと空手をやっていて、持っているものはそれなりの選手よりもあると思うし、(キャリアが上の選手と)やっても負けない自信もありました。だから心配・不安はなくて、逆にキャリアが上の選手を倒してやろうという気持ちでやってきました。

 準決勝の郷州戦では自分の技術やテクニックを出せたと思うんですけど、もうちょっと自分から攻められたら良かったかなと思いました。決勝戦はKO勝利を狙って、最後はきっちりKOで締めたいと思っています。僕は一回戦から絶対にチャンピオンになるつもりでやってきたし、絶対にこのチャンスを逃さないように全力投球で戦います」

 今年2月には同門で同世代、そして同階級の大雅がK-1スーパー・フェザー級王座を獲得し、安保も「すごく刺激になっています。K-1チャンピオンが同じジムにいることでモチベーションが上がるし、一緒に練習している人間が今のK-1で一番強いわけなので、自信にもつながる」と日々自信を深めている。

 決勝でベルトを争うのは優勝候補としてトーナメントを勝ち上がってきたレオナ。安保は「実力があって掴みどころがない選手」とする一方で「普段から似たようなタイプの選手ともスパーリングしているので不得意ではないです。どう攻略するかを考えているし、特に問題はないです」とレオナ攻略に自信を持っている。

 また「決勝はKOにこだわりたい」と話すレオナと同じく、安保も「KOはお客さんも喜んでくれるし反響もいい。何より自分もすっきりします。KOしたあとは興奮もするし、試合自体も楽しいです。3Rやるのもいいんですけど、KOで倒した方が楽しいので、決勝はKOで勝ちます」と呼応。「決勝戦は魅せる試合・華のある試合をして、僕がベルトを持って高く突き上げます」と王座奪取を誓った。

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