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[ニュース]2015.11.10
11・14「Krush.60」‐65kg王者NOMAN、2度目の防衛へ!「挑戦者有利の予想を覆す楽しみがある。チャンピオンはNOMANだと認識されるような試合をしたい」
    
 11月14日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.60」のメインイベント[Krush -65kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・山崎秀晃と対戦する王者NOMANのインタビューを公開!
――8・22名古屋大会から3カ月弱での試合となりますが、名古屋大会が終わって、どのくらいで練習を再開したのですか?

「一週間休んで練習を再開しました。前回は量より質にこだわったんですけど、ちょっと上手くいかなくて(苦笑)。自分には質より量の方が合っているなと思ったので、とにかく今回は量を増やしてやっています」

――どのくらい練習量を増やしたのですか?

「ミットのラウンド数も増えたし、ジムワーク以外のダッシュだったり、そういう練習を増やして体力が不安がないようにしました」

――前回の試合は体力的に不安があったということですか?

「1月のタイトルマッチで骨折して3カ月間は運動禁止だったんです。試合までに体力が戻っていたとは思うんですけど、試合中は不安の方が勝っていて、それで行くことが出来ませんでした。そういう自覚があるので、そこを改善するために練習量を増やしています。今はそれで調子も上がってきているので、8月は調整が間違ってましたね(苦笑)」

――練習時間も伸びているのですか?

「ちょっと増えただけなんですけど、ジムワーク以外の練習が週3〜4回増えたんで、それで時間も長くなっています」

――ジムワーク以外の練習は走り込みが中心ですか?

「そうですね。僕はもともと陸上部出身なのでインターバルトレーニングや長距離走をよくやっています。前回は試合をやっていて体力の不安とプレッシャーを感じて、それは練習量でカバーするしかないと思うので」
――挑戦者の山崎選手は今まで以上の強敵ですが、どんな気持ちで試合に臨もうと思っていますか?

「山崎選手が勝つと予想している人が多いと思いますが、それを覆すという楽しみがあるし、今は緊張よりも楽しみの方が大きいです。今までとは違った感覚で練習しています」

――そういう意味では前回の防衛戦とは心境が違いますか?

「一回負けている相手なんで挑戦というイメージです」

――前回の対戦は2011年なので約4年ぶりの再戦ですが、当時から印象は変わっていますか?

「山崎選手は攻撃力もあるし、65kgは過去2試合だけだけどゲーオ(・フェアテックス)や野杁(正明)選手とやって意識も変わっているはず。練習にも気合いが入っていると思うので、こっちも失礼のなうように当たっていくだけですね」

――山崎選手は距離の取り方など独特のものがありますが、それについてはいかがでしょう?

「あの独特の戦い方は1回やっているんで、すごくよく分かります。山崎選手と2回やっているのは僕とTaCa選手くらいなので、それを活かしたいと思います。1回やっていれば対策で考える時間もあるし(山崎は)こういうことをやられると嫌なんだろうなということもイメージできるんで、その弱点を突けるかどうかですね。みんな僕が思う弱点を突けてなくて、それは多分、山崎選手の圧力や攻撃力だと思うんで、それにビビらないように練習しています」

――山崎選手の試合を見ながら『自分だったらこうするのに…』と思っていましたか?

「はい。なんで(弱点を)突けないんだろうかなって思っていましたね」

――弱点を突くためのポイントはどこですか?

「気持ちですね。ビビると山崎選手の思うツボなんで、山崎選手の攻撃力にビビらないようしたいと思います。今回はメンタル・気持ちが一番だと思うし、打ち合っても攻撃力は上だと思うんですね。それを計算したうえで戦おうと思うし、こっちのメンタルが弱ければ弱いほど、あっちが普通に勝つと思うんで、今回はメンタルにこだわります」

――NOMAN選手はあまり感情を表に出さないタイプでしたが、今回は気持ちを出して戦いますか?

「自分は相手にやられないと気持ちが盛り上がらないタイプなんで、今回は最初からメンタルを作っていきたいと思います」
――リング上の挨拶では「地味に長期政権を築く」という言葉もありましたが、その気持ちは変わらないですか?

「地味の中でも倒せるようになりたいんで、地味の中でもお客さんを楽しませる戦いをしたいと思います」

――前回はドローながら初防衛に成功して、チャンピオンとしての自覚は強くなりましたか?

「そうですね。前回はチャンピオンとして相応しくない試合をした思っているので、最低限KO決着するような試合をして、65kgのチャンピオンはNOMANだと認識されるような試合をしたいです」

――-65kgは強豪選手が多い階級ですが、Krush王者として存在感を見せたいですか?

「K-1でも-65kgが盛り上がっていて、ちょっと(Krushが)埋もれている部分はあると思うけど、Krushにも強いやつがいることを結果で示すしかないと思っています」」

――このタイトルマッチを楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「山崎選手も気合が入っていると思うんで、その気合いに負けないように外れのない試合をしたいと思うので、ぜひ会場まで見に来てください」
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