4月3日の記者会見で発表された「日本vs中国・6対6全面対抗戦」の全対戦カードが決定した。中国遠征の経験豊富な瑠輝也が日本代表として対抗戦にエントリーし、2013年WCK世界王者のドン・ザーチーと対戦することになった。

　ザーチーは過去に初代K-1ライト級王者ウェイ・ルイとトーナメントの決勝で対戦。延長までもつれる大接戦を演じ、中国ではウェイとライト級のトップを争う強豪として知られている。また中国国内ではウェイ以上の人気選手でもあるという。

　主催者を通じてのコメントでもザーチーは「対抗戦のメンバーに選ばれたことを、とても光栄に思っています。対戦相手の瑠輝也選手は、中国でも実績を残している選手なのでキッチリ倒しに行きたいと思います。日本の皆さん、ぜひ、私を応援して下さい」と自信たっぷりに語っている。

　ザーチー戦を前に瑠輝也は「僕は何度も中国に遠征しているので、ドン・ザーチーという名前を聞いて、どんな選手かも分かります。強い選手なのも知っているので、厳しい戦いになると思いますが、ここで勝って、次に繋げたいと思います」。

　過去の中国遠征ではvs中国人全勝の瑠輝也だが「僕が戦った中国人はみんな強かったんですけど、ザーチーはもうワンランク上の強さを持った選手だと思います」とザーチーを過去最強の相手だと位置づけている。

　そのうえで「ザーチーはパンチが強くてガンガン前に入ってくる相手なので、自分のリーチを活かして戦いたい。自分もガンガン打ち合って迎え撃ちたいと思います」と瑠輝也。

「ここで勝てれば、僕が日本のトップだという証明が出来ると思うので、厳しい戦いにはなると思いますが、勝ちたいと思います」とザーチー撃破で自分の存在感をアピールすると宣言した。