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[ニュース]2017.5.17
「K-1 WORLD GP」6.18(日)さいたま 皇治、俺がいないとスーパー・フェザー級は面白くない!「おぼっちゃまくんはしゃべりが下手やからしょうがない。プロの格闘家はリングで喧嘩したらいい」
    
 6月18日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント〜」。スーパーファイト出場選手インタビュー第4弾はスーパー・フェザー級王者・大雅と対戦する皇治だ。

――昨年9月のスーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント以来のK-1参戦が決まりました。オファーを受けた時はどんな心境でしたか?

「当然かなって思っていますね。まあでも俺の中ではK-1が一番だと思っているので、その最高の舞台に帰って来れて嬉しいですね」

――K-1に出場していない間、K-1をどう見ていましたか?

「俺の階級以外は盛り上がっていて、ええなぁと思って見とったんですけど、俺の階級は俺がいないと全然おもんないなって。早く俺が帰ったらなスーパー・フェザー級の人気が下がるなと思って、K-1に帰ってきました」

――2月のスーパー・フェザー級タイトルマッチの卜部弘嵩VS大雅はいかがでしたか?

「おぼっちゃまくん(大雅)は20歳で立派に頑張っとるな思ってたけど強い弱い関係なく、しゃべりも下手やし、イマイチなんかなと思ってたんで、弘嵩のお兄ちゃんに頑張ってくれよと思っていました。でも予想通りに負けちゃいましたよね。ほんまに予想通りに負けちゃったんで残念って感じでした(苦笑)。よくお兄ちゃんと戦ってほしいって言われるんですけど、もうお兄ちゃんには興味ないです」

――今回は対戦相手が大雅選手に決まりましたが、対戦相手として大雅選手の名前を聞いた時はどう思いましたか?

「ああ…おぼっちゃまくんかって感じでしたね。同じ大会で中国人とタイ人がタイトルマッチをやるぐらいなら、俺の試合でタイトルを懸けてくれた方が盛り上がるやんって思ったんですけど…そこはK-1のお偉いさんが決めることなんでって感じっすね」

――対戦カード発表会見では乱闘騒ぎになりましたが、大雅選手と隣に並んでみてどんな心境でしたか?

「あれは間に宮田(プロデューサー)さんが入らないとダメっすよ! 宮田さんが間に入らないから、あんな感じでおぼっちゃまくんがうり坊みたいに突進してもうたんですよ(ニヤリ)」

――大雅選手がああいった行動をすることは予想していましたか?

「自分ね、オトンからずっと女の子と年下には手を出すなって教わってきたんですよ。弱い相手じゃなくて強い相手にいけって。だから言うてもおぼっちゃまくんは20歳でしょ? 若いし口下手やからああやって、うり坊ちゃまくんになるしかなかったんや思いますけど、若いからしゃあないっすね。まぁ……やっぱまだお子ちゃまランチですね。俺と喧嘩したらあかんよって感じです」

――会見で乱闘騒ぎになってイラついたりはしませんでしたか?

「全然しなかったっすね。おぼっちゃまくんはしゃべりが下手やからなぁ…ああやるしかなかったんだろうなって思います。俺らはプロの格闘家なんでリングの上で殴り合いをしたらええやないですか? もし外でやりたいなら、いくらでも大阪においでって感じです笑」

――久々のK-1での試合ですが、自分のどんな所を見せたいですか?

「自分はK-1に出させてもらってたくさんのファンに出会えて、ファンにすごく感謝しているんですよ。大阪にも強い選手はたくさんいるけど、なかなかスポットライトが当たらないというか、東京の選手がメディアに取り上げられているのを見て、すげぇ悔しくて。俺も若い時、地方からK-1のリングに上がることは出来んよって馬鹿にされ続けてきたし…せやけど俺は天才でもなんでもなかったけど、こうしてK-1を盛り上げて、この位置にいる。それが全てやし、地方でK-1を目指して頑張っとる子たちに 頑張り続けたらK-1で活躍できるってのを証明していきたいし、自分がK-1への架け橋みたいなんになれれば理想ですね」

――皇治選手にはそういう想いもあるんですね。

「その中で自分はK-1に出させてもらって、ファンがすごく増えたし、ずっと応援してくれている方々のおかげで、今自分はこの場にいます。それに凄く感謝しているし、今まで30戦くらいやってきて、ずっと自分のために戦ってきたんですよ。ほんで自分が言ったことはもうやり抜いたし、あとの格闘技人生は綺麗ごと抜きに最高のファンや応援してくれる人に何かを返せるように、そういう人たちのために戦っていこうと思っています」

――今回はさいたまスーパー・アリーナでの試合ですが、大きな会場での試合で燃える部分はありますか?

「K-1がさいたまで大会をやるのは当然でしょ!って感じですね。代々木の時から思っていたんですけど、あんなに盛り上がっている大会は他にないし、今は強くて華がある選手が多いし。だからさいたまスーパーアリーナ(で大会をやる)って聞いても、当たり前のことというか…そうなるやろなって感じですよね。むしろちょっと遅いくらいですよ。自分もどんどん大きな会場で試合して、地方からでも出処関係なく成り上がることが出来て不可能なんてないってことを証明したいですね」

――今大会は皇治選手のカード以外にも色んなカードが組まれていますが、その中でも1番目立ちたいですか?

「そうですね。まあ、結局自分がいつも言うとる通り 俺が出とるK-1は全部俺の試合が一番注目度が高いと思うし、それがプロや思ってます。他の階級や戦う可能性がないやつは全然興味がないからどうでもいいんで、みんなK-1を盛り上げてくれるために頑張ってくれれば嬉しいし、俺は俺なりにすごくK-1が好きなんで、K-1を盛り上げるために自分が出来ることは必死こきます。試合で魅せるのは当然なんで、自分なりにはりきっていこうかなと思います」

――最後に皇治選手の試合を楽しみにしているファンの皆さんへ一言お願いできますか

「自分はK-1に出るまでKOが続いていて“KOエンペラー”っていうキャッチフレーズをつけてもらったんですけど、9月のトーナメントの時は相手の闘士選手が強かったというのもあったし、お子さんいるから会見で言った通り、怪我せん程度にしたるって言ったんで、約束を守って判定勝ちにしたりました(笑)。まあ、トーナメント優勝を狙っとったから力温存しとったってことで(笑)。でもそろそろKO見せな怒られてまうからKOを見せますよ」

――皇治選手がK-1でスーパーファイトで試合をするのは今回が初めてですね。

「そうなんですよ。自分は賢いからトーナメントになると色々と考えて戦ってまうんです(笑)」

――では今回の試合で本当の皇治選手を見せることが出来る、と。

「そうですね、おぼっちゃまくんもあれだけ粋がっていたし、ワンマッチやし、駆け引きなしに俺はプロの喧嘩・倒し合いを見せますよ。で、今回おぼっちゃまくんに勝ったら、次はたけぽん(武尊)かな(笑)。まあとりあえず、漢はどんなイケメンより言ったことやるヤツが1番カッコエエ思うんで、カッコつけるよう、はりきります。俺はファイターは嫌いやけどファンは最高の宝なんで、命かけて盛り上げますよ 楽しみにしていてください!」

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