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[ニュース]2017.5.27
「K-1 WORLD GP」6.18(日)さいたま 平本蓮、スーパー・ライト級に階級を戻して攻撃力がアップ!「今の僕は誰にも負けない。ここから新しい格闘技人生を切り開く」
    
 5月27日(土)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、6月18日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント〜」のスーパーファイトでウマル・パスハエフと対戦する平本蓮が公開練習を行った。

 平本は2月に開催された初代ライト級王座決定トーナメントでは惜しくも準優勝で終わった。この日は2月のトーナメントを振り返りつつ、どんな収穫があったかを明かした。

「ワンデートーナメントは自分にとっては、すごく大きかったです。子供の頃から練習してきたことを試合で出すことが僕の試合スタイルだったのですが、トーナメントでは1日3試合戦って試合をしながら強くなって、新しい技術も覚えていきました。

 あとは強い選手と戦って覚える技術やポジション取りなどを戦いながら学びましたね。だから、すごく覚醒したというか強くなれました。

 収穫としては勝ちに貪欲になれたことです。試合前はどうしても勝ちたいという気持ちと自分のために戦うと言っていたんですけど、応援してくれる人の声援を聞いて、何倍でも頑張れる勇気をもらえました。

 自分のために戦って、良い結果を出せば、応援してくれる人も喜んでくれるというのを感じたので、それを活かして、これからも一生懸命戦って勝ちたいと思います」

 今大会からはライト級(62.5kg)スーパー・ライト級(65kg)に階級を戻して戦う平本。階級を上げての戦いに向けて「減量が楽になって、相当コンディションが良いと思います」

 今大会からはライト級(62.5kg)スーパー・ライト級(65kg)に階級を戻して戦う平本。階級を上げての戦いに向けて「減量が楽になって、相当コンディションが良いと思います」。

 通常体重について質問が上がると「体重は以前よりも軽くなった気がします。今までは減量のストレスで、かなり身体が大きくなってしまった部分はあったんですけど、今回はスーパー・ライト級になって、そんなに気にしなくてもいいのかなと思って、食事もあまり制限しなかったら、自然と体重も減って、良い感じです」という。

 通常体重が減ったことで「インナーマッスルも鍛えられていると思います」という平本は「腕力がついたパンチではなく、硬いパンチを出せるようになったり、拳がすごく硬くなったりして、全ての攻撃が硬くて強くなったと思います」と以前よりも攻撃力そのものがアップしている。

 また平本は前回試合の2〜3週間ほど前に股関節の半月板を負傷。怪我を治療しながらの調整だったことを明かし「試合が終わって長い休養も経て、良い具合に怪我も完治しています。今回は怪我もなく順調で、モチベーション的にも体調的にも凄く良いのかなと思いました」と調整は万全だ。

 今回の対戦するウマル・パスハエフは、K-1MAXで活躍したアルトゥール・キシェンコの推薦選手だ。

 平本はウマルの印象を「打たれ強く、頑丈でフィジカルが強い、欧米のキックボクサーみたいな戦い方をする選手です。過去に戦ったマサロ・グランダーもフィジカルは強かったんですけど、マサロ選手とはまた違って、頑丈でどんどん前に出てくる選手だと思います」と分析。

 その上で「今の僕は誰にも負けないと思うので、KOで勝ちたいと思います。試合を楽しみにしていてください」とKOで勝つことも誓った。

 そんな平本は公開練習では三日月蹴りを何度も繰り出していた。「ずっと三日月蹴りは練習していて、結構得意な蹴りなんです。だけど、意外と試合で使う場面がなくて、今回は色んな攻撃をやってみて、全ての攻撃で倒しにいけたらいいなと思います」と新たな攻撃も組み込んで戦うつもりだ。

 平本の今後の目標は、ゲーオ・ウィラサクレックの持つスーパー・ライト級のベルトだ。

「もしスーパー・ライト級王者のゲーオ選手と戦うとしたら、これという作戦はないんですけど、誰が相手でも今の俺なら負けないという自信があります。なので、今は自信が漲っているというか、これから僕もK-1を背負っていくと思うので、誰と戦ったらというよりも全てKOで勝って最強の選手になっていけたらいいなと思います」

 そして新生K-1として初進出となるさいたまスーパー・アリーナ大会については「新生K-1が、初めてさいたまスーパー・アリーナに上陸ということで、僕なりにK-1のために頑張れることがいっぱいあると思います」。

 6月18日=父の日に行われる試合を新たな格闘技人生のスタートとし、来年3月21日のさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにつなげると誓った

「6月18日は父の日なので、自分の父と格闘技の父である(梶原)龍児さんに恩返しじゃないですけど、この試合で良いスタートを切って、新たな格闘技人生をこれから切り開いていきたいと思います。

 そして来年3月のメインアリーナ大会ではスーパー・ライト級のタイトルマッチが出来たらいいなと思います。そのためにも来年3月のメインアリーナ大会までは、変な試合はしていられないので、しっかり自分のために、絶対勝ちたいと思います。また自分のために負けたくないので、必死に頑張ります。

 スーパー・ライト級は激戦区で全員すごく強い選手だと思うのですが、その中でも自分が一番強い、誰にも負けない自信があるので、頑張りたいです」

 最後に平本はファンに向けてメッセージを送った。

「6月18日は新生K-1で初めてのさいたま大会です。僕の試合は何試合目か分からないですが、僕は一番熱くなれて、一番感動できる試合を出来ると思います。まずは勝つことを前提として、結果を出せば内容も付いてくると思うので、勝負にも勝って、試合でも勝ちたいと思います。

 あとは、これからも僕の試合を見て、明日も頑張ろうとみんなに思ってもらえるような試合をどんどんしていこうと思うので、僕を応援してくれる人を笑顔で帰したいなと思います」

 スーパー・ライト級に階級を戻し、再出発となる試合で平本は勝利を掴むことができるか!?

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