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[ニュース]2017.6.4
「Bigbang 29」6.4(日)有明 初代K-1ウェルター級王座を狙う久保優太、山際和希と引き分けるも「いい刺激になりました」 K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST勢が大暴れ
    
 6月4日(日)東京・ディファ有明にて「Bigbang 29」が行われ、ダブルメインイベント第2試合でK-1ジム五反田チームキングスの久保優太と山際和希が対戦した。

 9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで行われる「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ウェルター級王座決定トーナメント」への出場を目標に掲げる久保がBigbangに初参戦。同団体のウェルター級王者にして、Krushでも活躍する山際と拳を交えた。

 1Rはサウスポーの久保とオーソドックスの山際が互いにミドルを蹴り合う展開から幕開け。2Rも拮抗した展開が続く中、久保が左ハイキックや右フックを当ててプレッシャーを強める。

 3Rは両者に組みつきが増えて減点が言い渡されるも、久保は左ミドル・ヒザ蹴りで手数を増やして前進。山際も距離を取りながら右ミドル・右ストレートを当てて応戦する。このまま試合終了となり、ジャッジ1名が久保を支持したものの、残り2名はイーブンとし、試合はドローに終わった。
 試合後、久保は「実は今回コンディションを崩していて、あまり練習が出来ない状況でした」と明かし「なので省エネ作戦でポイントアウトしようと思って戦って、自分的にはポイントを取れたと思ったのですが…勝ちきれなかったですね」と試合展開を振り返る。

 勝利でK-1参戦をアピールできなかったものの「今この階級で勢いがある山際選手と戦えたことは自分にとって大きい。いい刺激になりましたし、初代K-1ウェルター級王座決定トーナメントのメンバーに選んでもらえるなら、最高のコンディションを作って人生をかけてK-1のベルトを獲りに行きます」と改めてK-1王座への熱い想いを語った。

 また今大会にはK-1ジムから選手が多数参戦し、K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST勢の活躍が目立った。55kg契約の試合に登場した亀本勇翔は元Krush-55kg王者の堀尾竜司に判定勝利。Bigbangの挑戦者決定戦に出場した林健太(スーパーライト級)と中村圭祐(ライト級)は共にKO勝利で同王座へのタイトル挑戦権を手にしている。K-1ジム所属選手の試合結果は以下の通り。
<67.5kg契約/3分3R>
△久保優太(K-1ジム五反田チームキングス)
判定1−0 ※28−28、29−28、29−29
△山際和希(谷山ジム)

<55kg契約/3分3R>
×堀尾竜司(TRY HARD GYM)
[判定0-3]※28-30、29-30、28-30
○亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

<Bigbangスーパーライト級挑戦者決定戦/3分3R延長1R>
○林健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
[KO 3R1分52秒]※右ストレートからパンチの連打
×増井侑輝(真樹ジムAICHI)

<ヘビー級契約/3分3R>
○高萩ツトム(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
[KO 1R2分58秒]※右ストレート
×実方宏介(真樹ジムAICHI)

<Bigbangライト級挑戦者決定戦/3分3R延長1R>
○中村圭祐(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
[KO 2R2分46秒]※ヒザ蹴りからパンチの連打
×ジョニー・オリベイラ(トーエルジム)

<58kg契約/3分3R>
△翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
[判定1-0]※28-28、29-28、29-29
△宮崎勇樹(相模原Sジム)

<65kg契約/3分3R>
△安東雅高(湘南格闘クラブ)
[判定1-1]※30-29、29-30、29-29
△細越貴己(K-1ジムEBISU小比類巻道場)
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