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[ニュース]2017.6.6
「K-1 WORLD GP」6.18(日)さいたま 武尊、新生K-1初のさいたま大会で最高のKO勝ちを見せる!「僕は勝つためだけの練習はしていない。K-1の面白さが伝わる試合をする」
    
 6月6日(火)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、6月18日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント〜」のスーパーファイトでブバイサ・パスハエフと対戦する初代K-1フェザー級王者・武尊が公開練習を行った。

 4月の代々木大会から連続参戦となる武尊。4月のビクトー・サラビア戦はローブローのアクシデントを乗り越えてのKO勝ちだったが「蹴った足のダメージはありましたけど、重傷になるような怪我はなかったです」と試合の一週間後から追い込みに近い練習を再開した。

 サラビア戦から約2カ月と試合間隔は短いが「僕は怪我がなければ短いスパンで試合をやった方がコンディションも整えやすい。前回はほとんど怪我がなかったし、前回の試合前の練習をキープしつつ、今回の練習まで持ってこれました」といい状態をキープして練習を継続している。

 公開練習として行った2分1Rのミット打ちで、武尊はこれまであまり試合で見せたことがなかったバックスピンキックも披露。「試合間隔が短かったので、今回は自分が持っているもののレベルを上げる練習してきた」とする一方で、サラビア戦のために練習してきた技で、まだ試合で出せなかったものもある。

「前回は試合間隔が空いた分、色んなことにチャレンジして、新しい技、攻撃、構え…を練習しました。相手によって出せる技・出せない技があるし、サラビア戦で出せなかったものを今回は出せるかなと思います」と着実に技の引き出し・バリエーションは増えている。

 対戦相手のブバイサ・パスハエフはかつてK-1MAXで魔裟斗と死闘を演じたアルトゥール・キシェンコが送り込むロシアのファイター。武尊はロシア人ファイターと戦うこと、そしてキシェンコ推薦選手と戦うことに対してもモチベーションは高い。

「(ブバイサの印象は)身体の強さと攻撃が固そうだなという印象ですね。パンチが堅いイメージでしたが、試合映像を見るとちゃんと蹴りも蹴る印象ですね。攻撃が固い分、一発でももらったら効いちゃうと思うし、固いパンチをもらうと効いていなくても目が腫れたりする。そういった攻撃は試合にも影響すると思うので警戒しています。

(一発でもパンチをもらうと危険?)そうですね。でも新生K-1としてさいたまスーパーアリーナ一発目の大会で何としてもKO勝ちしたいので、どこかでスイッチが入ったら打ち合います。ちなみに僕は今まで試合でスイッチが入らなかったことがないです(笑)。

(ロシアの選手は)ナチュラルに強いイメージがあるし、今までロシアから強い選手がたくさん出てきています。そういう国の選手と戦えるのはうれしいし、しかもK-1MAXで活躍していたキシェンコのジムの選手で、僕はキシェンコ選手の試合を見ていた世代なので、そういう選手が育てた相手と戦えることはうれしいですね。僕はそこを超えたいです」

 これまで新生K-1をけん引してきた武尊にとって、さいたまスーパーアリーナで大会が行われることには特別な思いがある。「会場が大きくなればなるほど見てくれるお客さんが増える。そこでK-1が面白いと思ってもらうためにはKOで勝たないといけない」と改めてKO勝ちへの強いこだわりを語った。

「僕は勝つためだけの練習はしていません。最高の勝ち方をして、武尊の試合が最高だったと言ってもらえる勝ちを意識して練習しています。今回もその想いだけを持って戦いたいと思います。新生K-1初のさいたま大会で、K-1ってこんなに面白いんだって思ってもらえるような最高のKO勝ちをしたいと思います」

 同大会に出場する皇治から対戦要求をされている武尊だが「眼中にない。結果を残してから言ってこい」と一刀両断。武尊は宣言通りの最高のKO勝ちで、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで最高に輝くつもりだ。

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