ニュース
[ニュース]2016.3.2
ヨハネス・ウルフ、公開練習で変幻自在の蹴り技を披露!「自分のバックスピンキックが当たれば相手は立っていられないだろう」
    
 3月2日(水)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、3月4日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-65kg日本代表決定トーナメント〜」K-1 -60kg Fightで-60kg王者・卜部弘嵩と対戦するヨハネス・ウルフが公開練習を行った。
 昨年1月の初代-60kg王座決定トーナメントに出場予定だったものの鎖骨骨折で無念の負傷欠場を余儀なくされたウルフ。今回は待望の初来日・K-1初参戦で「日本は暖かいからコンディションはとてもいいよ。初めて日本に来て、人の多さに驚いたけど、みんな秩序があって街並みも綺麗だ。僕は外国人として日本に来ているけど、色んな人が挨拶してくれてフレンドリーな国だと思ったよ」とリラックスした表情で語る。

 ウルフはモスクワで生まれて11歳までカザフスタンで過ごしたあと、現在住んでいるドイツに移住。当初、格闘技のバックボーンがテコンドーという情報もあったが、ウルフ曰く「6歳の時にカザフスタンで空手を学び、ドイツに来てからキックボクシングの練習を始めた」とのこと。サイドキックやバックスピンキックといった多彩な蹴り技も現在のトレーナーであるイェンス・リントウから学んだもので、テコンドーの経験は一切ないという。
 そんなウルフは公開練習でイェンストレーナーを相手に変幻自在の蹴り技を披露。2分2Rの軽めのマススパーリングでサイドキック、顔面・ボディへのバックスピンキック、カカト落としを繰り出し「過去の試合ではバックスピンキックでKOすることが多かった。このバックスピンキックが当たればほとんどの相手が立っていられないと思うよ」と不敵に語った。

 対戦相手の弘嵩について質問してもウルフは強気な姿勢を崩さない。「彼のビデオを何回も見たけど非常にいい選手だと思う。多くのファイターはキックだけ、もしくはパンチだけになるけれど、彼はどちらも強くてバランスがいい」と弘嵩を評価する一方「でもそれは自分も同じことだ。だから彼との対戦を楽しみにしているよ。自分は相手の出方を分析し、相手に合わせて色んな攻撃を出すから、楽しみにしていてほしいね。前回は怪我で日本に来ることが出来なかったが、ぜひ日本のファンに自分が何が出来るかを見せたいね」とニヤリ。

 さらに「きっと金曜日の試合が終わったあと、僕は有名になっていると思う。一度でも僕の試合を見てくれれば、ファンのみんなはまた日本に来てほしいと思うはずだ」と自信たっぷりに続けた。
 最後にファンへのメッセージを求めると「日本のファンには僕の戦い方を存分に見てたもらいたい。僕の試合を見れば、ファンのみんなはより熱狂するだろうし、僕のファンが増えると思っている。だから期待していて欲しい」とウルフ。果たしてK-1のリングでどんなインパクトを残すか?
トップページへ戻る