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[ニュース]2017.6.11
「K-1 WORLD GP」9.18(月・祝)さいたま 初代ウェルター級王座決定トーナメントの組み合わせ決定!一回戦で久保優太と木村"フィリップ"ミノルが激突
    
 6月11日(日)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて記者会見が行われ、9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」の対戦カードが発表された。

 新階級=ウェルター級(-67.5kg)の初代王者を決めるトーナメントの出場選手・組み合わせが決まった。

 日本からはスーパー・ライト級(-65kg)時代に数々のタイトルを獲得してきた久保優太、現Krush-67kg王者・塚越仁志、前Krush-67kg王者・渡部太基、Bigbangウェルター級王者・山際和希らが参戦。

 ブラジル代表として木村"フィリップ"ミノル、ネパール代表としてモハン・ドラゴンが出場し、チュー・ジェンリャンに勝った実績を持つメルシック・バダザリアン、中国で注目を集める新鋭ハン・ウェンバオがトーナメントに名を連ねた。会見の詳細はのちほど公開予定。

[K-1 WORLD GP 初代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R]
(1)渡部太基VSモハン・ドラゴン
(2)山際和希VSメルシック・バダザリアン
(3)塚越仁志VSハン・ウェンバオ
(4)久保優太VS木村"フィリップ"ミノル

[K-1 WORLD GP 初代ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]
(1)の勝者VS(2)の勝者
(3)の勝者VS(4)の勝者

[K-1 WORLD GP 初代ウェルター級王座決定トーナメント・決勝/3分3R・延長1R]
[K-1 WORLD GP初代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R]
渡部太基 Watabe Daiki
国籍/日本 生年月日/1987年12月12日(29歳) 出身地/東京都葛飾区
身長/173p 所属/Golden Globe
通算戦績/45戦22勝(13KO)21敗2分
主なタイトル歴
第4代Krush -67kg王者
WPMF日本ウェルター級王者
twitter/@daikick_7

闘争本能をむき出しにした殴り合い上等のファイトスタイルが持ち味の超激闘派。主戦場のKrushでは第4代-67kg王者としてファンの記憶に残る死闘を幾つも演じてきた。K-1ではスーパー・ウェルター級(-70kg)で参戦し、ジョーダン・ピケオーや城戸康裕らとも対戦。体格差を感じさせない勇猛果敢な試合ぶりで会場を沸かせてきた。今回はウェルター級(-67.5kg)新設により適性階級での参戦となり「K-1に自分の階級が出来たのは運命だと思う。K-1のベルトを目標に獲りにいく」と燃えている。

モハン・ドラゴン Mohan Dragon
国籍/ネパール 生年月日/1977年3月8日(40歳) 出身地/ネパール・ラリトプル
身長/170cm 所属/士魂村上塾 通算戦績/30戦14勝(9KO)13敗3分
主なタイトル歴
MA 日本スーパー・ライト級王者

留学生として来日し、K-1に憧れて士魂村上塾の門を叩く。パワフルなパンチと誰が相手でも真っ向勝負する“倒すか倒されるか”を信条とするスタイルで注目を集め、MA日本スーパーライト級王座を獲得。様々な団体を渡り歩き、各団体のチャンピオンやエース級の選手たちとしのぎを削ってきた。今年2月にはKrush-67kg王者・塚越仁志の持つベルトに挑み、強烈な右フックで塚越からダウンを奪い、塚越をあと一歩のところまで追い込んだ。憧れの舞台=K-1でも超攻撃的なスタイルで会場を沸かせるに違いない。

[K-1 WORLD GP初代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R]
山際和希 Yamagiwa Kazuki
国籍/日本 生年月日/1988年11月5日(28歳) 出身地/新潟県胎内市
身長/174cm 所属/谷山ジム
通算戦績/32戦22勝(7KO) 7敗3分
主なタイトル歴
Bigbangウェルター級王者
twitter/@yamagiwakun

日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となる。タイ人トレーナーのもとで磨いた強烈な蹴りを武器にプロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得。今年2月まで11連勝を記録し、今回のトーナメントに出場する渡部太基とモハン・ドラゴンに勝利し、久保優太とも引き分けている。難攻不落の実力者がK-1王座トーナメント制覇に乗り出す。

メルシック・バダザリアン Melsik Baghdasaryan
国籍/アルメニア 生年月日/1992年1月28日(25歳) 出身地/アルメニア・エレバン
身長/175cm 所属/Muay Thai America Gym
通算戦績/9戦8勝(5KO)1敗
主なタイトル歴
WLF -67kg世界王者
twitter/@melsik_the_gun

6歳の時にアルメニアで空手を始め、アルメニアのジュニアチャンピオンになる。2013年からアメリカに移り住み、元ボクシング4階級制覇王者ミゲール・コットのスパーリングパートナーを務めていた時期もある。サウスポーから繰り出す強烈な左のパンチと多彩な蹴りを武器とし、過去に“中国ウェルター級最強の男”チュー・ジェンリャンからも勝利を収めている。激闘派揃いのウェルター級において「俺の試合がこの階級で常に最高の試合だと言われるようになりたい」。優勝候補の一角としてトーナメントに臨む。

[K-1 WORLD GP初代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R]
塚越仁志 Tsukakoshi Hitoshi
国籍/日本 生年月日/1983年12月14日(33歳) 出身地/埼玉県さいたま市
身長/177cm 所属/K-1ジム・シルバーウルフ
通算戦績/26戦19勝(10KO)7敗
主なタイトル歴
第5代Krush -67kg王者
Krush -63kg WILDRUSH League 2012準優勝
twitter/@bazooka_t

恵まれた体格と身体能力の高さを生かしたファイトスタイルでKrushを主戦場に活躍。強烈なパンチとヒザ蹴りで相手をなぎ倒し、数々の名勝負を繰り広げてきた。なかなかベルトに手が届かなかったが、2016年10月に渡部太基との死闘を制して、激闘系ファイターが集まるKrush-67kgで悲願の王座を獲得。初防衛戦となった今年2月のモハン・ドラゴン戦では1Rにダウンを奪われたものの、3Rに3度のダウンを奪い返す大逆転劇でベルトを死守した。激闘の系譜を受け継ぐ-67kg王者として、K-1のリングに足を踏み入れる。

ハン・ウェンバオ Han Wenbao
国籍/中国 生年月日/1997年5月10日(20歳) 出身地/中国
身長/172cm 所属/大東翔クラブ/CFP
通算戦績/23戦20勝3敗
主なタイトル歴
2016年WLF -70kg級新人王

初代ライト級王者ウェイ・ルイやフェザー級で活躍するユン・チーらを生んだ中国で今最も注目されているウェルター級の20歳の新鋭。10代の頃から頭角を現し、2016年には中国の格闘技イベント武林風の-70kgで新人王の座に就いている。ハイレベルなボクシング技術に蹴りをミックスさせたファイトスタイルが持ち味で、突進力を活かしたブルファイトで強豪たちをなぎ倒してきた。K-1参戦を前に「K-1のリングで世界の格闘技ファンに自分の強さを見せたい」と豪語。ウェルター級にも中国旋風が巻き起こるか?

[K-1 WORLD GP初代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R]
久保優太 Kubo Yuta
国籍/日本 生年月日/1987年10月19日(29歳) 出身地/東京都立川市
身長/175cm 所属/K-1ジム五反田チームキングス
通算戦績/55戦43勝(18KO)10敗2分
主なタイトル歴
K-1 WORLD MAX 2011 -63kg日本王者
初代Krush -67kg王者
GLORY -65kg SLAM王者
ISKA世界ライト・ウェルター級王者
WPMO世界スーパー・フェザー級王者
twitter/@K1_Kubo_Yuta

スーパー・ライト級時代(-65kg)は数々のタイトルを獲得し、誰もが認める“-65kg世界最強”として時代を作った。新生K-1でも活躍が期待されたが、厳しい減量の影響もあって思うような結果を残すことが出来ず。昨年3月の-65kg(現スーパー・ライト級)日本代表決定トーナメントでも優勝に手が届かなかった。ウェルター級(-67.5kg)の新設に伴い「僕がウェルター級のエースだと思っている」と宣言し「この階級での戦いに懸けて世界一になる」。新階級で輝きを取り戻し、K-1の頂点に立つことが出来るか?

木村“フィリップ”ミノル Kimura“Philip”Minoru
国籍/ブラジル 生年月日/1993年9月9日(23歳) 出身地/ブラジル・サンパウロ
身長/172m 所属/Team Philip/GSA/WSR
通算戦績/30戦22勝(16KO)7敗1分
twitter/@kick_minoru

倒すか倒されるかのスリリングなファイトスタイル、そして周囲を巻き込むビッグマウスでKrushで活躍。2014年の新生K-1旗揚げ戦以降はK-1を代表するファイターとなり、K-1を主戦場に数々の衝撃的な試合を見せてきた。昨年は思うように結果を残すことが出来ず、長いトンネルに入っていたが、今年5月のKrush後楽園大会では持ち前の強打でKENJIをマットに沈め、復活の狼煙をあげた。「トーナメントでは全盛期のマイク・タイソンみたいに全員ぶっ倒すだけです」。戦慄のブラジリアンフックがK-1に嵐を巻き起こす!
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