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[ニュース]2017.6.12
「Krush.78」8.6(日)後楽園 元プロボクサー友尊(ゆたか)が初参戦「自分の名前をKrushの歴史に刻む」!迎え撃つ覇家斗「進化した姿を見せてベルトに辿り着く」
    
 6月12日(月)新宿区・GSPメディアセンターにて記者会見が行われ、8月6日(日)東京・後楽園ホール「Krush.78」の対戦カードが発表された。

「Krush.76」5.28後楽園大会で安保璃紅が第5代王座に就いた-60kgで注目の一戦が決まった。今回がKrush初参戦となる友尊(ゆたか)はキックボクサーとして活躍し、プロボクシングに転向。プロボクサーとして14戦7勝(4KO)6敗1分の成績を残したあと、今回約6年ぶりに蹴りありの試合に戻って来ることになった。

 対する覇家斗は安保も出場した第5代-60kg王座決定トーナメントに出場し、一回戦で島野浩太朗を撃破する金星を挙げ、準々決勝ではレオナ・ぺタス相手に一歩も退かない打ち合いを展開し、大きなインパクトを残した。今回は激闘派の覇家斗vs元プロボクサーの友尊というKO必至の刺激的なカードになったと言えるだろう。

 プロボクシングから立ち技格闘技に戻る形になった友尊は「感慨深い想いでいっぱいです。Krushという最高の舞台で試合させてもらえることになりました。復帰にあたり、キック時代から自分を応援してくれた周りの人たちや友を尊ぶという意味も込めて、リングネームを友尊として再出発することになりました」と挨拶。

「実はボクシングをやっている頃からキックをやりたいと思っていたのですが、色々な事情があってなかなか試合が出来なかったのですが、自分がお世話になっている先輩がこのタイミングで自分の力になってくれて、今回Krushに参戦する運びになりました」と復帰までの経緯を説明する。

 初参戦となるKrushについては「ボクシングのスキルを活かして自分が輝けるリングだと確信している」と話した上で「Krushの選手はみんなボクシングが上手いですが、僕だったらもっとこうするのになって思うところがたくさんあります。みなさんには自分ののスピード、フェイント、テクニック…全部を見てほしいです」とボクシング仕込みのパンチには絶対的な自信を持っている。

 一方「Krush.73」2.18後楽園大会でレオナに敗れて以来のKrush参戦となる覇家斗は「前回の負けを通して自分と向き合う時間を作ることができました。それを無駄にせず、活かしながら次の試合につなげて、必ず進化した姿を見せてリングに立ちます」と復活宣言。

 レオナ戦の敗戦を糧に「僕は気持ちが売りと言ってきましたが、Krushは気持ちだけじゃ通用しない世界です。気持ちが強いことは前提なんですけど、しっかり考えることも意識するようになった」という。

 そのうえで「前回・前々回の試合ではパンチにこだわりすぎた。もともと僕はムエタイスタイルで蹴りが強かったので、次は蹴りを多用して今までとは違うスタイルの覇家斗を見せられたらいいなと思います」と進化したスタイルを見せるつもりだ。

 お互いのファイトスタイルについて聞くと覇家斗は「友尊選手はKO率も勝率も高くてガンガン倒しに行くファイターという印象。僕も打ち合う時は打ち合って一番盛り上がる試合をする自信がある」。友尊も「覇家斗選手はめちゃくちゃ気持ちが強くて熱い試合をするというのが第一印象。必ず噛み合うと思うし、確実に熱い試合ができると確信しています」と好勝負を誓い合う。

 また2人はKrush-60kg王座への想いも熱弁し「ベルトへの想いは以前よりも遥かに強くなっていて言葉では言い表せない。一戦一戦勝って認めてもらってタイトルマッチまで辿り着きます。(Krushのベルトを獲って)本物の男にならないといけない」(覇家斗)、「僕の目標は安保選手が持っているベルトを獲ること。必ず熱い試合を見せて自分の名前をKrushに刻むので、期待して注目して下さい」(友尊)と語っている。

 激戦区-60kgでベルトへの道を突き進むのは覇家斗か? それとも友尊か?

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