ニュース
[ニュース]2016.3.3
-65kg王者ゲーオがマサロ・グランダーに「飛び出し注意」警告!?-60kg王者・弘嵩は調整方法を変えて超・絶好調宣言
    
 3月3日(木)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて、明日、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-65kg日本代表決定トーナメント〜」の前日記者会見が行われた。

 明日の大会では-65kg王者ゲーオ・ウィラサクレック×マサロ・グランダー、-60kg王者・卜部弘嵩×ヨハネス・ウルフというK-1王者たちのスーパーファイトが2試合が実現。4選手とも最初の計量でリミットをクリアし、記者会見に出席した。

 日本代表決定トーナメントが行われる大会に世界王者として出場するゲーオは「この試合のために100%の準備をしてきました。明日はベストを尽くします」と挨拶し「いつも通り全力で戦って、隙があったらKOします」と静かな口調でKOを予告。計量時に「サル、飛び出し注意」と書かれたパンツを履いていたゲーオは「あれは会長が買ってきてくれたものですが、意味はそのままです。サルに似ている僕が飛び出してくるから注意した方がいいということです」とグランダーに余裕たっぷりに警告してみせた。

 対するグランダーは「いつも通り調子は万全で、今回もハードに練習してきた。まずはゲーオに感謝を言いたい。なぜならゲーオが野杁(正明)戦に欠場して、その代役に選ばれて日本に来たからこそ、今自分はこの場に立てているからだ」とゲーオにメッセージ。「タイトルマッチじゃないことは残念だけど、明日の試合を楽しみにしている。試合がどうなるか分からないが、トレーナーの言うことを聞けば早く決着がつくと思う」とグランダーからもKO予告が飛び出した。
 そして-60kg王者としての初陣となる弘嵩は「最近の試合の中でも一番調子いいです。調整するにあたって色々と変えることもあって、それが良かったのか、調子がいいかなって感じです」と超・絶好調宣言。

「一番変えたことは減量法で、あとは練習内容も変えました。詳しいことは言えないですけど、一番大事にしたのは疲れを残さないことです。次で45戦目なんですけど、あまりケアとかやらずに突っ走ってきたんで、今回はそういうことを大事にやってきました」と今回のために新たな練習・調整方法に取り組んだことを明かし「(ウルフを直接見て)小さいなって思いました。僕の方が60kgで絞り切って出ているなって感じです。ただウルフもキャリアがあってKO率も高くて、勝率も高くてほぼ負けなしで来ているので、減量なしで調子ばっちりで上がって来るんじゃないかなと思っています」とウルフの仕上がりの良さに警戒心を示す。

 一方のウルフも「ヒロタカの試合映像はたくさん見たし、彼には尊敬の念を抱いている」と弘嵩の実力を評価しつつ「今は本当に調子がいい。日本で試合できることをうれしく思うし、自分がどんなことが出来るかを広めるために日本にやってきた。明日の試合が待っていられないくらい楽しみにしている」と堂々と言ってのけた。

 ゲーオと弘嵩はK-1王者としての強さを見せることが出来るか? それともグランダーとウルフが波乱を起こすか?
トップページへ戻る