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[ニュース]2017.6.14
「Krush.80」9.8(金)後楽園 卜部功也、K-1ライト級王座へ向けて原点から再出発!「Krushは僕にとって大事で必要な場所。必ず強くなった姿を見せます」
    
 6月14日(水)新宿区・GSPメディアセンターにて記者会見が行われ、9月8日(金)東京・後楽園ホール「Krush.80」の対戦カードが発表された。
 初代K-1スーパー・フェザー級王者・卜部功也の参戦が決まった。功也は2月のK-1代々木大会で初代ライト級王座決定トーナメントに出場。1回戦でゴンナパー・ウィラサクレックと死闘を繰り広げるも、ゴンナパーのハイキックでダウンを奪われて判定負けを喫した。このハイキックで功也は顎を骨折しており、今回は約7カ月ぶりにKrushで再起戦を迎えることになった。

 会見で冒頭ので功也は「こうして試合が決まってうれしく思います。僕はずっとペースよく試合をやってきたのですが、ゴンナパーのハイキックで顎を折られてしまい、少し心も折れてしまいました。でもK-1やKrsuhの試合を見ながら、早く戦いたいという気持ちが強くなってきて、やる気に満ちています。とにかく今は暴れ回りたいです」と再起戦に向けて挨拶。続く質疑応答では顎の怪我から再起戦が決まるまでの心情を語った。

「怪我もあったのですが、最初の一・二カ月は気持ちが折れていて、練習しようと思っても気持ちが入らなかったです。でもファイターなので戦わないといけないし、男ならリベンジしてやりたいと思っていた。とにかく試合がしたくてたまらなかったですね。

(どのくらいから練習を再開した?)動いちゃいけないと言われていた時期にも動いてましたし、何かやらないと気がおかしくなりそうでした。僕は一度、K-1の頂点に立ったのですが、今その頂点はどんどん高くなっています。僕が頂点に立った場所は、今では7合目や8合目だと思います。そのくらいK-1の頂点は高くなっているし、このまま何もしないでいると取り残されてしまう。僕も止まっていてはいけないし、前に進まないといけない。そして頂点への道を上っていかなければいけないと思っています。

 顎が回復してくると気持ちも良くなって、心身ともに調子が良くて、トレーニングに身が入るようになりました。(階級を上げてライト級で試合をして)以前、-63kgで試合をしていた時はフィジカルトレーニングもやっていなかったし、倒す試合ではなく勝ちに徹する戦い方をやっていました。でも今は倒しに行きたいし、そこを目標にしています。

 スーパー・フェザー級の世界最強決定トーナメントではKOで優勝できたのですが、階級を上げて倒すことができなかったので、やはりライト級で戦うためのフィジカル強化が大事だと思いました。次の試合ではフィジカルも強くなって倒せる卜部功也を見せられると思うので、期待してほしいです」

 功也の対戦相手は外国人選手を予定しており、功也は「しっかりKOで勝って、次はK-1でウェイ・ルイvsゴンナパー・ウィラサクレックの勝者に挑戦したい。K-1ライト級のベルトを巻きたいです」とK-1での王座奪取を宣言。さらに「ウェイ・ルイvsゴンナパーの勝敗はどうでもいいですね。ゴンナパーにはリベンジしたいし、いずれ勝っていけばウェイ・ルイとも必ずやることになると思うので、どちらともやってやりたいです」と冷静な功也らしからぬ血気盛んな言葉が出る一幕もあった。

 またKrushで再起戦を迎えたことについて「試合を休んでいる間、毎回Krushの会場に行っていたし、Krushいいなと思って見ていました」と功也。左右田泰臣や木村"フィリップ"ミノルといったK-1ファイターのKrushでの活躍に刺激をもらい「今自分が戻るとしたら原点であるKrush。Krushのリングは僕にとって大事で必要な場所ですし、再起戦をやるならKrushだと思っていました」と語った。

 6月8日に27歳になったばかりの功也は「今の若い選手たちを見てすごいなと思います。でも僕もまだまだ強くなれると思うし、まだまだ若いやつらに負けねえよ!って思います」とキッパリ。最後に改めて「再起戦は必ずKO決着で終わらせて、強くなった姿をお見せします」と完全復活を誓った。K-1ライト級王座奪取へ向けて、原点であるKrushから再出発する功也に注目だ!
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