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[ニュース]2017.6.14
「Krush.80」9.8(金)後楽園 山内佑太郎と小鉄が約2年ぶりの再戦!「山内はまだ終わっていないというところを見せる」(山内)VS「山内選手に勝って前に進む」(小鉄)
    
 6月14日(水)新宿区・GSPメディアセンターにて記者会見が行われ、9月8日(金)東京・後楽園ホール「Krush.80」の対戦カードが発表された。
 -70kg Fightで山内佑太郎vs小鉄の再戦が決まった。両者は2015年8月にKrush-70kg次期挑戦者決定戦で対戦し、この時は山内が判定勝利。小鉄にとっては約2年ぶりにリベンジのチャンスが訪れたことになる。また山内にとっても2015年10月のKrush-70kgタイトルマット=中島弘貴戦で膝を負傷して以来、約2年ぶりの復帰戦となる。会見の冒頭で両者は今回の試合が決まった時の心境を語った。
 
山内佑太郎
「一昨年10月にKrush-70kgのベルトに挑戦して、試合中に靭帯を断裂してしまい、それから手術・リハビリを続けていました。年齢的に周りからは終わりだなって空気があったんですけど、自分の中では全然辞めたくないという気持ちでした。

 最近はいつも引退がよぎっていましたが、僕が辞めるときは自分で辞めたいと思った時だし、手術・リハビリしている時も辞めたいとは一切思わなかったです。むしろ自分は強くなっていると思う毎日で、やっと試合が出来るまでに回復しました。今また格闘技に火がついてきたと思いますが、僕には応援して下さるみなさんや仲間たちがたくさんいて、その人たちに山内はまだ終わっていないというところを見せたいです。その機会が来たので、思いっきり山内佑太郎を見せたいと思います」

小鉄
「今週末にK-1でスーパー・ウェルター級のトーナメントがある中で、この試合が発表されました。客観的に『この試合を見たい人がいるのか?』って言われたら、正直そんなにいないと思っています。でも俺は見てくれるみなさんに『期待していなかったけど面白かった!』と思ってもらえる試合をしたいと思います」

 質疑応答で山内は小鉄について「70kgは男らしくて男臭い選手が多くて試合をしていて気分がいい。魂でぶつかり合う選手が多くて、小鉄選手にも同じ匂いを感じます」。復帰後の目標を聞かれると「僕は先を見ると負けちゃうタイプなので、今は小鉄選手に勝つこと、それ以上に自分のすべてを出すことを目標にしています」と完全燃焼を掲げた。

 対する小鉄は山内の印象を「トリッキー。それだけ」と一言。しかし山内との再戦について聞かれると「自分は色んな選手に負けてきたけど、一番再戦したいと思っていたのが山内選手です。あの時、全然自分を出せなくて本当に悔しかったし、自分は山内選手とずっと再戦したいと思っていました。山内選手に負けてからずっと負けが続いていて、自分は山内戦で止まっています。ここで山内選手に勝って前に進みたいと思います」とリベンジに闘志を燃やした。

 会見の最後に両者は「先日表参道にHALEOのジムがオープンして、より質の高い練習ができています。試合の時には今よりももっともっと強くなっていると思うので、スペシャルな山内を見せたいと思います」(山内)、「精いっぱい盛り上がる試合をして、試合を見てくれるみなさん、応援してくれるみなさんに勝つ姿を見せます。全力で勝ちに行って、全力で盛り上げに行きます」(小鉄)とメッセージ。山内が復活の勝利を収めるか? それとも小鉄がリベンジを果たすか?

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