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[ニュース]2016.3.5
上原誠、3・4代々木大会一夜明け会見で“K-1ヘビー級の新エース”宣言!「K-1のリングは気持ちよかった。これからK-1を引っ張っていきたい」
    
 3月5日(土)東京・飯田橋ホテルメトロポリタンエドモントにて「K-1 WORLD GP 2016 〜-65kg日本代表決定トーナメント〜」の一夜記者会見が行われた。
 新生K-1初参戦で訓-NORI-を予告通りの1RKOでマットに沈めた上原誠。ヘビー級本格始動の幕開けにふさわしい勝利をファンに見せつけた。

 会見で上原は「昨日は約1年ぶりということもあって、パンチも大振りで反省点も多かったです。思ったより緊張してしまいました」と意外(?)なエピソードを明かしつつ、昨夜の試合を振り返った。

「僕、最初のダウンは何で倒したか分からなかったんですよ。それですぐセコンドに確認したら『左フックだ』と言われて。パンチが当たった感触がなかったので不思議でした。そういう状況だったので自分から行っていいのか分からなくて、あんな試合になっちゃいました。

 あとは訓選手も目が死んでなかった。特に2回目のダウンを奪った後の方が動けるようになっていて、ダウンを取る度に動けるから困っちゃいました。勝った時はホッとしましたね。僕は試合前に勝った夢を何十回も見て『ああ夢か…』と思うんですけど、昨日は夢じゃなくてよかったです」

 新生K-1のリングに立った感想については「歓声は聞こえていました。ざわざわとかどよめいていた感じがして、そこがヘビー級の力なのかなと。K-1ファンのみなさんはすごく温かくて熱い人たちなので、戦っている僕はすごく気持ちよかった」と上原。試合後はSNSでも多くの反響があり「これがK-1だ、と。上原誠という名前をK-1ファンの人たちにも憶えてもらっているなと思いました。ただ僕のtwitterのフォロワーが少ないので、もっと増やしたいです」と笑顔で語った。

 これからK-1ヘビー級の新エースとして期待される上原が見据えるものは世界の強豪との対戦。「僕はヘビー級で身体が小さい方だけど、世界には自分くらいの身長で活躍している選手たちがいる。いずれはそういう選手と戦っていきたいし、自分がK-1を引っ張っていきたい」と改めてK-1ヘビー級をけん引する決意を語った。
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