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[ニュース]2017.7.17
「K-1 WORLD GP」9.18(月・祝)さいたま スーパー・バンタム級王者・武居由樹と伊澤波人のスーパーファイトが決定!
    
 7月17日(月・祝)東京・ベルサール九段にて、9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」の対戦カードが発表された。

 4月に第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントを優勝して王者となった武居由樹のチャンピオンとしての初陣が決定。同トーナメントのリザーブファイトで勝利を収めている伊澤波人とスーパーファイトで対戦することになった。

 伊澤は“無限ローキック”と呼ばれるローキックにこだわるファイトスタイルが特徴的で、中国「英雄伝説」世界-57kg級王座を保持。今回は王者・武居の相手として抜擢される形となり、会見に出席したK-1宮田充プロデューサーからは「伊澤選手はキャリア35戦。昨日のKrushを見ても分かる通り、中国の実力が上がっている中で、中国の格闘技イベント『英雄伝説』の世界タイトルも持っている実力者です。K-1参戦3度目にして最大のチャンス・舞台になったと思います」という言葉も飛び出した。

 会見には武居と伊澤が揃って出席。どちらも謙虚なファイターということもあって、相手を“口撃”する場面はなかったが「K-1チャンピオンとして、K-1を背負う人間として分かりやすい試合=KOを見せなきゃいけない」(武居)、「もし僕がトーナメントの本戦に出ていたら優勝していた。必ず勝つ」(伊澤)と互いに意地とプライドをのぞかせる一幕があった。

武居由樹
「今回、キャリアも年齢も上の伊澤選手と対戦しますが、チャンピオンとして初の試合なのでKOで勝ちたいと思います。伊澤選手は僕がデビューする前からKrushで戦っていて、本当に蹴りが上手い選手という印象です。伊澤選手は蹴り合いたいと思いますが、僕は殴り合って倒したいので、武居ワールドに引きずり込もうと思います。

 伊澤選手は実力的にトーナメントの本戦に出てもおかしくないと思っていましたし、僕がトーナメントで優勝できたのもたまたまかもしれないです。もう一回あのトーナメントで優勝できるかどうかは難しいと思うので、今回も運よく勝てればいいなと思います。

(チャンピオンとしてどんな試合をしたい?)僕もK-1チャンピオンとして、K-1を背負う一人として分かりやすい試合=KOを見せなきゃいけないと思います。対戦相手の伊澤選手はいい人で、今日もグレーのスーツがかぶってしまいましたが(笑)、今回は僕が“ワルい”感じでいこうかなと思います」

伊澤波人
「このようなチャンスをいただいて本当にうれしく思います。4月に第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントのリザーブファイトで勝って閉会式でリングに立った時、武居選手がベルトを持っている姿を見て悔しい気持ちになりました。僕はトーナメントに出たら本当に優勝できたと思っていたし、あとはチャンスをもらうだけだと思っていました。なのでこうしてチャンスをもらえたのは本当にうれしいし、僕が必ず勝ちます。

(武居の印象は?)同じジムの石田圭祐がKO負けしたのが意外でびっくりして、本当に強い選手だと思いました。僕と武居選手のスタイルの違いは、武居選手は動いてパンチの技術が上手い。逆に僕はどっしり構えて蹴る選手です。動く選手と前に出る選手の対決を注目してください。

 僕は中国の団体のベルトを持っていて、昨日も中国の選手が活躍して(中国人は)強いと思いました。僕は日本で知ってる選手ばかりと戦ってきたわけじゃなくて、中国という全然知らない国で全然知らない選手たちと殴り合って勝ってきました。そういった経験の差はあると思います。中国も含めて、そういうものもすべて背負ってしっかり試合をしたいと思います」

 王者・武居の鋭いパンチが火を噴くか? それとも伊澤の“無限ローキック”が武居の足を破壊するか? 
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