ニュース
[ニュース]2017.7.17
「Krush.77 〜日本vs中国・6対6全面対抗戦〜」一夜明け会見 中国代表が対抗戦を振り返る!チュー・ジェンリャン「今後も日本と中国でいい関係を築いていきたい」 
    
 7月17日(月・祝)東京・ベルサール九段にて「Krush.77 〜日本 vs 中国・6対6全面対抗戦〜」の一夜明け会見が行われた。

 Krushの“特別大会”として開催された昨日の「Krush.77 〜日本vs中国・6対6全面対抗戦〜」。Krushと中国の格闘技イベント「GLORY OF HEROES」(以下、GOH)による対抗戦は、中国代表が4勝2敗で日本代表に勝ち越す結果に終わった。

 会見には中国代表6選手が出席し、昨夜の大会を振り返ると共に今後の日本との対抗戦についても語った。

ワン・ジュングァン
「昨日の試合は理想とする試合が出来なくて反省点が残った試合だった。対戦相手の里見はテクニックが多彩で、自分も里見の研究はしてきたけれど、里見は試合をコントロールする力が高く、良い選手だったと思う。Krushは試合のリズムやテンポが早くて良かった。

 後楽園ホールは自分への暖かい声援もあったので、戦いやすい会場だった。次回またKrushと中国の対抗戦があって、チャンスがあるなら出場したい。中国にKrushファイターが来てくれるなら、どんどん戦って、交流を図りたいと思う」

ユン・チー
「試合に負けてしまって悔しい。また頑張って日本に帰ってきたいと思う。佐野は三日月蹴りが強く、それが印象に残った。Krushは会場も含めて全てにおいて非常に素晴らしかったと思う。自分は日本で試合することが大好きで、日本のファイターも好きだ。出来ることなら次は中国で、日本のトップファイターとまた一戦交えたい」

ドン・ザーチー
「昨日の試合に負けて、とても残念で悔しい。中国の自分のファンも失望させてしまったと思う。意外な形で負けてしまって、自分の実力が発揮できなかった。次またチャンスがあるなら、今回よりも体調を整えて良い試合を見せたい。瑠輝也は身長が高くて、リーチの長い選手という印象を受けた。自分のことを凄く研究してきたと思うし、戦いづらい相手だった。

 Krushはイベントのスケジュールが細やかでイベントの流れもスムーズだった。会場も試合の雰囲気も良かったと思う。自分は日本で試合することが好きになったし、またKrushと中国の対抗戦があるならそこに出場して、自分の実力を見せたい」

ティエ・インホァ
「自分にとって良い結果を残すことが出来た。対戦相手の渡部は前に出てきてプレッシャーを与えてくる選手だったので、試合内容的にもいい試合だったと思う。自分も渡部のような相手の方が激しい試合になるので、今回戦えて嬉しく思った。渡部はアグレッシブで全体的にスキルも高くてタフな選手だった。自分はコンディションがベストな状態ではなかったので、次はベストな状態で試合をしたい。

 Krushの会場の雰囲気は凄く良かった。ファンのみんなが、試合を見慣れている感じがあって良かったと思う。今回で日本で試合することが好きになった。そしてレベルの高い選手と戦うことで
学べることも多いので、また機会があれば日本のファイターと戦いたい。もちろん中国にKrushファイターが来るなら、中国でも試合がしたい」

チュー・ジェンリャン
「昨日の試合は自分にとっては満足するような内容ではなかった。相手のクリンチが多くて、自分の持ち味や自分の技が出せなかったからだ。次またチャンスをいただけるなら、より良い試合を見せたいと思う。相手は距離を詰めてきて、距離の取り方が難しかったけれど、戦っていて距離の取り方は自分の方が上手いと思った。

(Krushは)いつも戦っている中国の会場よりコンパクトな会場だったけれど、その分、観客も多くて、会場が盛り上がっている雰囲気が作り出されていると感じた。Krushの選手たちは、ファンの人に何を求められているかを意識して、そのファンの期待に応えることを意識していると感じた。会場で見ているファンも応援の仕方を分かっていて、会場が1つになっているイベントだと感じた。

 日本で戦うことは自分の夢の1つだった。自分が格闘技を始めたきっかけが、かつてのK-1で魔裟斗選手の試合を見たこと。だから格闘技をやる上で、日本のK-1から受けた影響は大きかった。日本に来日して、試合が出来て嬉しかったし、中国国内では格闘技が盛んになっているので、選手同士お互いに交流できたらいい影響になると思う。今後も日本と中国でいい関係を築いていきたい」

ジェン・ジュンフェン
「卜部弘嵩はとても強いという印象を受けた。タフでスキルがある選手だったけど、結果的に勝つことが出来て、いい試合が出来たことに感謝している。

 自分は日本では初めての試合だったけど、そんな自分にも日本のファンは、暖かく迎えてくれたので、また日本で試合をしたい。今回のKrushと中国の対抗戦に出場して、このような機会はいいことだと思った。似たような対抗戦が中国でも出来たらと思う」
トップページへ戻る