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[ニュース]2016.3.5
4・24代々木大会 リザーブファイトで島野浩太朗と郷州征宜が激突!「真っ向勝負する」(島野)×「リザーブからの優勝を実現させたい」(郷州)
    
 3月5日(土)東京・飯田橋ホテルメトロポリタンエドモントにて記者会見が行われ、4月24日(日) 東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜」のリザーブファイトが発表された。
 すでに本戦出場8選手と組み合わせが発表されている-60kg日本代表決定トーナメント。この日の会見ではトーナメントのリザーブファイトとして島野浩太朗×郷州征宜の一戦が発表された。

 島野は昨年1月の-60kg初代王座決定トーナメントにも参戦した-60kg屈指のハードパンチャー。しかし現在は2連敗中ということもあり、今回はリザーブファイトでの出場となった。

 リザーブファイトながらチャンスを得た島野は「今の自分にとってベストのチャンスをいただいたと思っています。しっかり準備して可能性を感じて欲しいです」と挨拶。「トーナメントなので本戦に出ることも頭にあるけど、本戦に出る8選手は実力も個性もある選手が揃っている。そこを上回ってやるという想いよりも、見ている人たちに『こいつ化けるんじゃないかな?』とか『いい意味で危ない』という試合ができたらと思います」とリザーブファイトでの覚醒を誓った。

 対する郷州は難聴というハンデを抱えて戦うファイターで、これまでは"郷州力"というリングネームで活躍。3月からK-1ジム総本部チームペガサスの一員となり、K-1初参戦を迎えた。前田憲作K-1プロデューサーは郷州のK-1参戦について「契約担当より、契約に問題ないということで郷州選手と契約し、K-1参戦に至りました。郷州選手にとって夢のK-1参戦が叶い、これからK-1で夢と希望を与えて欲しいと思います」と語っている。

 前田プロデューサーの言葉を受けて、郷州が挨拶。格闘技を始めるきっかけになったK-1への想いやK-1参戦への意気込みを語った。

「僕はずっとK-1に出ることが夢でした。格闘技に興味を持ったのもK-1もですし、一度格闘技をやめて、もう一度格闘技をやろうと思ったきっかけもK-1です。こうしてK-1に出られることになり、今まで関わってきた方々に感謝しております。僕は耳が聞こえないのですが、同じ境遇の方々に夢や希望を与えることが使命だと思っています。必ず勝ちます。

 以前所属していたジムには2月末に退会届を出して受理されております。本当にお世話になったジムだと思っていますし、感謝しています。これから活躍することもその恩返しになると思うので、精一杯頑張ります。(リングネーム変更は?)デビュー戦は本名でしたし、心機一転ということでデビューした時と同じ本名でやろうと思いました。リザーブファイトから優勝するのが一番盛り上がると思うので、絶対に実現させたいです」

 お互いの印象を聞くと「郷州選手は真っ向勝負で攻撃力も実力も心もある選手。上手く言葉にできないんですけど、本当によろしくお願いします」と島野。郷州も「勝った試合はほとんどKOでパンチが強いと思います。でもしっかり対策して、負けない自信もあるのでぜひ見に来てください」と呼応し、激闘は必至。本戦と比べてもひけをとらないK-1らしい熱いファイトが期待できそうだ。
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