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[ニュース]2015.11.12
スピード・パワーを増した新生・大雅が-60kgで暴れ回る!「思いっきり派手に倒しに行って、誰が見ても分かりやすい試合をする」
    
 11月12日(木)神奈川・古淵のTRY HARD GYMにて、11月21日(土)国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 〜THE CHAMPIONSHIP〜」のスーパーファイトでレオナ・ぺタスと対戦する大雅が公開練習を行った。
 4月のK-1 WORLD GP-55kg初代王座決定トーナメントから約7カ月、-60kgに階級を上げての復帰となる大雅。「いつも通りに追い込んでいて疲れているけど、減量が楽なんで疲れが溜まらない。ご飯を食べられる分、体が回復できています」と今までよりも良い調整が出来ているという。

 -55kg時代は「試合の3週間前くらいから体重のことばっかり考えていて、いつも携帯でどうやったら体重が減るか調べていた(苦笑)」というほど減量に苦しんでいたが「今は減量以外のことも考えられるし、気持ちに余裕がある。しっかり試合のための練習をしながら体重を落とせています」と表情は明るい。

 階級変更を決めてからは本格的なフィジカルトレーニングもスタート。UFCファイターらを数多く指導する大宮司岳トレーナーのもと、週3回のトレーニングを行い、-60kgで戦うための体を作っている。
 公開練習として行った3分1Rのミット打ちではスピードとパワーを感じさせるパンチのコンビネーションを繰り出し「-60kgの選手とスパーしてもパワーを感じないし、当たり負けしない。今日のミット打ちは動きが固かったんですけど、本番ではもっと速いところを見せられると思う。試合がすごく楽しみですね」と-60kg仕様の自分に自信をのぞかせた。

 対戦相手のレオナとは過去にスパーリングした経験もある大雅だが「スパーと試合は別物。初めてやる相手だと思っている」とキッパリ。「パンチが好きで、右ストレートが得意だと思う」とレオナの強打を警戒しつつも「距離を取ってちょこちょこやってくると思うけど、僕はそこを突破してパンチを当てようと思います。相手はKOを狙うと言っていてガツガツ来ると思うから、自分もそうやって倒しに行く」とパンチ勝負になっても退くつもりはない。

 さらに試合から離れている7カ月間「人の試合を見ていて自分も早く試合がしたかったし、自分の方が盛り上げられる自信があった」という大雅は「派手な試合をします。KOを狙って、考えて冷静に倒したい。見ている人たちが手に汗握るような試合をしたい」と復帰戦を派手に飾ると宣言した。
 本格的に-60kgでの戦いに足を踏み入れる大雅が目指すものは世界の強豪たちと鎬を削ること。「レオナ選手は日本のトップだと思うけど、世界のトップじゃない。ここで手こずっているようじゃ終わり」と言い切り「-60kgで外国人選手ともやっていきたいし、もし世界トーナメントがあるなら、そこにも出ていきたい」と新階級での野望を語った。

「試合当日は思いっきり派手に倒しに行って、誰が見ても分かりやすい試合をします」。スピード・パワーを増した新生・大雅が-60kgでド派手に暴れ回る!
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