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[ニュース]2017.7.29
「K-1甲子園2017」7.29(土)新宿FACE -55kg決勝は椿原龍矢vs小堀厳基の同門対決、-60kg決勝はKO連発の横山朋哉と兼田将暉が激突、-65kg決勝は前年王者・近藤拳成の弟=近藤魁成と小嶋瑠久が争う
    
 7月29日(土)東京・新宿FACEにて「K-1甲子園2017&K-1カレッジ2017開幕戦」が行われた。
 今大会では高校生日本一を決めるトーナメント=「K-1甲子園2017」と大学生日本一を決めるトーナメント=「K-1カレッジ2017」を同時開催。両トーナメントとも-55kg・-60kg・-65kgの3階級で一回戦から準決勝まで行われ、決勝戦への切符をかけて熱戦が続いた。(※K-1甲子園決勝は11月23日(木・祝)K-1さいたま大会、K-1カレッジ決勝は9月18日(月・祝)K-1さいたま大会で実施)

 K-1甲子園-55kgでは2年連続で準優勝に終わっている椿原龍矢(大阪府立枚方なぎさ高等学校/3年)が今年も決勝進出。高校最後のラストチャンスで悲願のK-1甲子園優勝を目指す。

 その椿原と決勝を争うのは椿原と練習を共にする小堀厳基(大阪府立緑風冠高等学校・3年)。椿原と小堀は保育園の頃から汗を流している間柄で「(小堀のことは)知らんことがないんちゃうか?って感じなんですけど、コイツにだけは絶対に負けたくないです!」(椿原)、「相手のことは何もかも分かっていますが、一生懸命練習して優勝します」(小堀)と同門決勝への想いを語った。

 -60kgでは兼田将暉(大阪商業大学堺高等学校・3年)と横山朋哉(群馬県立新田暁高等学校・3年)が決勝まで駒を進めた。3試合中2試合でKO勝利を収めている横山は「今日はパンチばかりでやりたいことが出来なかった。決勝までにしっかり仕上げてKOで優勝します」とKOでの優勝を宣言。対する兼田は「今日はいいところがなかった。今のままだと決勝で負けると思うのでめっちゃ練習します」と更なるレベルアップを誓った。

 -65kgでは5月の「KHAOS.2」でプロデビューを果たしている小嶋瑠久(神奈川県立神奈川工業高等学校・3年)が決勝へ。逆ブロックからは前年王者・近藤拳成の実弟=近藤魁成(大阪府立西成高等学校・1年)が決勝まで勝ち進んだ。

「決勝ではパンチだけでなく蹴りでも倒せるところを見せたい。決勝戦の日はお兄ちゃんの誕生日なので絶対に勝ちます」という近藤に対し、小嶋は「近藤選手はめっちゃ強くて、みんな近藤選手が優勝すると予想していると思うけど、これから必死に練習して予想を覆す」と打倒・近藤に闘志を燃やした。決勝進出選手のコメントと試合結果は以下の通り。

▼K-1甲子園2017-55s決勝

椿原龍矢(大阪府立枚方なぎさ高等学校/3年)
「1回戦から動きが硬くて焦ったのですが、決勝までいけてよかったです。今日はやりたいことが出来なかったので、決勝ではやりたいことをやって勝ちたいです。(対戦相手は)ずっと子供の頃から一緒に練習してきて、知らんことないんちゃうんか?というくらい知ってます。決勝までに技のバリエーションを増やします。コイツだけには絶対に負けたくないし、今年は優勝します!」

小堀厳基(大阪府立緑風冠高等学校・3年)
「決勝まで来れてよかったです。決勝は同門対決ですが一生懸命練習して優勝します。あまりパンチが得意ではないのですが、今日はパンチを一杯出しました。もっともっと練習します。(対戦相手は)保育園の頃から一緒に練習している相手で、何もかも分かっている相手です。頑張ります」

▼K-1甲子園2017-60s決勝

兼田将暉(大阪商業大学堺高等学校・3年)
「決勝までいけてホッとしています。今日はいいところがなかったし、対戦相手の横山選手はめっちゃ強いので、このままだったら負けると思います。思いっきり練習して優勝を目指します。必ずベルトを獲ります」

横山朋哉(群馬県立新田暁高等学校・3年)
「今日はパンチばかりで練習したことが出せませんでした。兼田選手の試合はゆっくり見れなかったのですが、ここにいるということはとても強い選手だと思います。しっかり仕上げて勝ちます」

▼K-1甲子園2017-65s決勝

小嶋瑠久(神奈川県立神奈川工業高等学校・3年)
「今日はお母さんが作ってくれたオムライスを食べ過ぎてお腹が痛くなってしまいました(笑)。次は食べ過ぎないように気を付けます。近藤選手はめっちゃ強くて、みんな近藤選手が優勝すると予想していると思いますが、めっちゃ練習して周りの予想を覆します。近藤選手は兄弟で、僕にも弟がいます。近藤選手はまだ1年生なので、来年優勝してもらうとして(笑)、今年は僕が優勝します」

近藤魁成(大阪府立西成高等学校・1年)
「今日の試合がここまで盛り上がったのも(準決勝で対戦した)野口選手のおかげだと思います。ありがとうございました。決勝戦の日はお兄ちゃんの誕生日なので絶対に勝ちます。小嶋選手は右のパンチが強いので気をつけて戦います。決勝ではパンチだけでなく蹴りでも倒せるところを見せます」
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