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[ニュース]2017.7.30
平本蓮&西京春馬が高校生ファイターたちの前でミット打ちを公開!「プロも含めて一番つらかったのがK-1甲子園」(平本)&「K-1甲子園優勝が今の自分につながっている」(西京)
    
 7月29日(土)東京・新宿FACEで開催された「K-1甲子園2017&K-1カレッジ2017開幕戦」にて平本蓮&西京春馬の歴代K-1甲子園王者がミット打ちを披露した。

この日、K-1甲子園2014王者・平本とK-1甲子園2015-55kg王者・西京がスペシャルゲストとしてリングイン。平本はK-1ジム総本部の梶原龍児代表、西京はK-1ジム相模大野KRESTの渡辺雅和代表を相手に2分1Rのミット打ちを公開した。

 二組同時にミット打ちはスタートし、それぞれ鋭いパンチと蹴りを繰り出す中、1分を過ぎたところで平本と西京はパートナーを変えてミット打ちを続行。迫力十分のミット打ちで会場を盛り上げた。ミット打ち後、両者は今年のK-1甲子園を見た感想を話し、自分が優勝した時の大会を振り返った。

平本蓮
「僕が優勝した2014年は一階級(-65kg)だけだったのですが、今は三階級に分かれていて、体重的なハンデがない分、レベルの高い攻防が見られるようになったと思います。僕がプロも含めて一番つらかったのがK-1甲子園です。防具がある分、KOするのが難しくて技術がないと勝つことが難しい。またみんなアグレッシブなのでキツかった思い出があります。

(優勝できた要因は?)僕は予選の時から優勝したあとのマイクのことを考えて、自分がベルトを巻く姿を想像してやっていました。格闘技で一番大事なものは気持ちで、あの時も気持ちが身体を動かしていたと思います。プロになってからも気持ちが大事だと感じていて、ガムシャラな気持ちがプロでも武器になるので、アマチュアのみなさんもその気持ちを大事にやってほしいです」

西京春馬
「僕はK-1甲子園の-55kgで優勝したのですが、今年の-55kgは出場選手も多くてレベルが高いなと思いました。僕は高校2年生の時(2014年)に初めてK-1甲子園に出て、その時は準々決勝で負けてしまいました。この時は一階級(-65kg)だけだったのですが、翌年は-55kgが出来て、高校3年生のラストチャンスだと思って気合いを入れて練習しました。

 K-1甲子園で優勝してプロになるとすごい試合を組んでもらえるし、それが今の自分につながっていると思います。また“K-1甲子園王者”という肩書はずっとついてくるものですし、そういう意味でも素晴らしいタイトルだと思います」

 また2人は次戦についても言及した。「Krush.81」10.1(日)後楽園でKrush-58kg王者・小澤海斗の持つベルトに挑戦する西京は「僕の試合はメインイベントだと思うので、メインイベンターとしての覚悟を持って倒しに行きます」とKOでの王座奪取を宣言。まだ試合が正式に決まっていない平本も「前回(6.18K-1さいたま大会でウマル・パスハエフに判定勝利)はKO出来なかったので、-65kgの力と身体を手に入れて、次は倒して勝ちますので期待してください」とKO勝利を目標に掲げた。
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