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[ニュース]2017.8.10
「Krush.81」10.1(日)後楽園 ボクシング&フィジカル強化で復活を目指す明戸仁志と3連勝中の山本直樹が激突!闘士vs横山巧は共に-60kg次期挑戦者決定トーナメント敗退からの再起戦 闘士「俺は強いよ?」vs横山「僕にとってはいい踏み台です」
    
 8月9日(水)東京・新宿のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、10月1日(日)東京・後楽園ホール「Krush.81」の追加対戦カードが発表された。
 -60kg王者・安保璃紅vs挑戦者・郷州征宜のタイトルマッチが行われる今大会で、今後のタイトル戦線の行方を占う2試合=明戸仁志vs山本直樹、闘士vs横山巧が決まった。

 明戸は第5代Krush-60kg王座決定トーナメントと次期挑戦者決定トーナメントに出場するも一回戦で敗れており、今回が出直しの一戦となる。一方の山本直樹は山本優弥の実弟で2015年4月にプロデビュー。デビュー当初は思うように勝ち星を挙げられなかったものの、現在は3連勝と勢いに乗っている。

今回の試合に向けて明戸はボクシングとフィジカルを強化し「今までとは違った姿を見せられる」と話し、対する山本は「明戸選手が目標じゃなくてチャンピオンに勝つこと。パンチも蹴りもガンガン出して勝ちたい」と明戸超えに燃えている。

明戸仁志
「今、新しいトレーニングを取り入れて、小比類巻道場では新しいボクシングトレーナーにも教わっています。次の試合では今までとは違った姿を見せられると思います。(対戦相手の印象は?)僕はお兄さんの優弥さんのことをアマチュア時代から引退されるまでずっと見続けていて、その選手の弟ということで直樹選手のこともアマチュアの時から注目して見ていました。

 当時はそんなに強い印象はなかったけど、プロで活躍して成長がすごいという印象です。ガッツもあるし、僕とやるときにはまた強くなるんだろうなと思いました。(今回のテーマは?)僕は14歳で格闘技を始めましたが、今、ジャブ、足の使い方、ワンツー。肩の入れ方…を直してもらっている。また頭と身体のイメージを合わせる練習もしているので、ボクシングテクニックが上がっているところなどを見てもらいたいです」

山本直樹
「7月の試合でKO勝ちして無傷だったんですけど、3カ月ほど試合が空きました。早く試合をしたかったですが、この3カ月でどのくらい強くなったかを見てもらいたいと思います。(対戦相手の印象は?)元同門の渡辺武選手と明戸選手の試合がすごく盛り上がっていて、自分もこういう試合をしたいと思っていました。パンチもあって根性もある選手なので、どんどんぶつかっていきたい。僕とやったら間違いなく面白いと思うので盛り上げたいと思います。

(今回のテーマは?)僕は明戸選手が目標じゃなくて、チャンピオンとやることが目標です。今、代表(優弥)と毎日練習していますが、もし僕が負けるとしたら?という練習をして、あとは自由にやっていいと言われています。倒されなかったら負ける気はしないですし、技のバリエーションが増えているので、倒す気満々でパンチも蹴りもガンガン見せていきたいです」

 闘士と横山は共に次期挑戦者決定トーナメントに出場するも準決勝で敗退(※闘士は郷州征宜にKO負け、横山は大沢文也に判定負け)。両者ともにKrush-60kg王座への道が絶たれてからの再起戦となり、闘士が「俺が目指しているのは大雅、卜部(弘嵩)、皇治。横山君、俺は強いよ?」、横山が「闘士選手はいい踏み台。負けないっすよ」と互いに敵意をむき出しにした。

闘士
「5月に郷州選手に負けて2カ月、久々に地獄だなって感じでした。何をやっても気持ちが乗らないし、俺の中で来年3月のK-1さいたま大会までのストーリーが出来ていて、これっぽちも自分が負けるとは思っていない中で負けて……もうリングに上がれないと思うくらい落ち込みました。なにやっても空回りで練習もやりたくなかったです。でも以前もそうだったんですけど、勝手に本能でサンドバックを蹴り出していて、もう一回試合で勝ちたいと思うようになったんですよ。

 そんな中のオファーだったので救われたマッチメークだと思います。今回は謙虚に宮田(充プロデューサー)さんに感謝しています。(対戦相手について)印象とかあんまり分からないんですけど、俺が興味があるのは大雅、卜部弘嵩、皇治です。ただ横山君、俺は強いよ? おっさんはテーマとか対策を作って試合をやると頭に入ってこないし、俺はそういう年齢でも性格でもないのでバチバチいきます。あと最近は腰が痛いので競輪選手の友達に足腰を鍛え直してもらいます」

横山巧
「5月に初の負けを経験して、ダウンも取られての完全な負けで悔しい負けでした。でもあれから練習量も増えて、いつチャンスが来るかな?と思っていた時に試合が決まってありがたく思っています。ここで勝ってベルトに一歩でも近づけたらいいなと思います。闘士選手にとって僕は眼中にないかもしれないけど、僕にとって闘士選手はいい踏み台だと思います。俺、負けないっすよ。闘士選手の方がスピード・テクニック・パワーが上なんで、じゃあ何で勝つか?と言ったら気持ちと若さです。それだけで倒したいと思います」

 今大会で行われるタイトルマッチの勝者に近づくのは誰だ!?
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