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[ニュース]2017.8.17
「Krush.80」9.8(金)後楽園 隆聖、道場の子供たちの想いも背負って-53kgのベルトを獲る!「口だけにはなりたくないし、何が何でもベルトを獲りたい」
    
 8月17日(木)東京・新宿区のK-1ジム総本部にて、9月8日(金)東京・後楽園ホール「Krush.80」の[第2代Krush-53kg王座決定戦/3分3R・延長1R]で軍司泰斗と対戦する隆聖が公開練習を行った。
「Krush.76」5.28後楽園の/Krush -53kg王座決定戦・出場者決定戦/で隼也ウィラサクレックにTKO勝利し、王座決定戦へのチャンスを掴んだ隆聖。公開練習では軽快なステップからパンチと蹴りのコンビネーションを繰り出し「いい感じで試合に向けて練習できています。コンディション的にも前回よりいいかなと思います。前回いい形でKOできたのですが、過信はせず次の試合でも色々と試せたらなと思います」と調整は順調だ。

 ベルトを争う軍司については「インファイトがものすごく強い選手。打ち合う場面が多くなると思うんですけど、パンチだけでなく顔面前蹴りやハイキックの印象もあるので、そこにも気をつけたいです」とパンチ+一発の蹴り技を警戒。

 打ち合いの中で決める飛びヒザ蹴り・ハイキックは隆聖も得意とするところで「前から試合を見ていて自分と似たところがあると思っていた。間違いなく噛み合うと思う」とした上で「毎日のように軍司選手の試合映像を見ていて、相手の弱点を見たりもそうですし、軍司選手がこう来たらこうしようという対策も練っているところです。僕は今まで全部違う技でKOしてきて、今回はこういう技が出来るんだぞというのを見せたい。頭の中で考えている技もあります」と秘策があることを匂わせた。

 隆聖は昨年12月に武居由樹の持つ-53kg王座に挑戦し、先制のダウンを奪ったものの逆転KO負けを喫した。「メインイベントは会場の雰囲気も本戦とは全然違ったし、思っていた以上にベルトを獲ることが難しいと感じた」と前回のタイトルマッチを振り返り「結果もKO負けだったので、ゼロから自分を見直すことが出来ました。今までやってきたことはいいことですが、足りないことも見つかりましたし、武居選手からは試合に挑む気持ちの切り替えと強さを教わった感覚があります」と武居戦の敗北が自分を強くするきっかけになっている。

 また隆聖は「ドージョー☆シャカリキには子供が多くて、僕は子供たちの想いを背負って戦っています。ジムにいくたびに子供たちから『頑張ってください』と言われるし、その想いも背負ってシャカリキにベルトを持ち帰って、みんなに会いに行きたいです。道場の子供たちと、これから伸び盛りの選手たちにもエールというか何かを伝えられる試合をしたい」と道場の子供たちに夢と希望を与えるチャンピオンになりたいと語った。

 昨年の初代-53kg王座決定トーナメントに始まり、12月の王座挑戦、そして今回の王座決定戦と、三度目の‐53kg王座獲得のチャンスが巡ってきた隆聖。「こんなチャンスはなかなかないと思うので、口だけにはなりたくない。何が何でもベルトを獲りたいです。応援に来てくれた方、会場のみなさんに勇気とエールを見せますので応援よろしくお願いします」と三度目の正直に闘志を燃やした。
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