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[ニュース]2017.9.8
「Krush.80」9.8(金)後楽園 -53kgの新たな歴史に名を刻むのは軍司泰斗か?隆聖か?「面白い試合をして1RでKOする」(軍司)VS「道場の子供たちにベルトを見せたい」(隆聖)
    
 9月7日(木)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、9月8日(金)東京・後楽園ホール「Krush.80」の前日計量・記者会見が行われた。
 明日のメインイベントは軍司泰斗vs隆聖の第2代Krush-53kg王座決定戦。軍司にとっては初の後楽園ホール大会のメインイベント&タイトルマッチで、隆聖にとっては昨年12月に初代王者の武居由樹に挑戦して以来の王座挑戦となる。

 両者ともにリミットちょうどの53kgで計量をクリアしたが「減量もいい感じに落とせたので、いい動きが出来ると思う」という隆聖に対し、軍司は「今回は減量が約10kgあって結構キツかったです。計量の前にサウナに行ってギリギリで落としました」と対照的な言葉を残す。

 互いにどんなことを意識して練習してきたのかを聞くと、軍司はボクシングジムでパンチを強化し、隆聖は下半身&スタミナ強化+座禅で心身ともに鍛え上げてきたという。

軍司泰斗
「隆聖選手がパンチャーなので、僕もパンチで攻めていきたいなと思っています。今はボクシングジムに通うようになって、ボクシングの選手たちともスパーリングして良い感じなので、明日は期待してください」

隆聖
「今回はスタミナ・下半身強化と押しに負けないことを意識して練習してきました。あとは精神面的な強化として、武居戦の前から取り入れている座禅を続けてきました。今回は毎日時間がある時、普段から家でも座禅を組むようにしていて、試合で本来の自分が出せるように精神面も磨いています」

 軍司がタイトルを獲ればK-1ジム総本部チームペガサスとして初のKrush王者誕生となる。10月の後楽園大会では先輩の郷州征宜がKrush-60kg王座挑戦を控えており「周りからは『絶対にベルトを獲れよ』と言われますし、総本部の梶原(龍児)代表からは『いい形で(郷州に)繋げろよ』とも言われています」。

 色々なプレッシャーのある試合だが軍司自身「今回の試合は初めてのことが多いんですけど、今はそれを楽しみたいという気持ちが強いです」と楽しんで戦うこともテーマにしている。

 一方の隆聖は所属するドージョー☆シャカリキに子供の会員が多いことから「子供たちはチャンピオンを間近で見たがっていて、練習に行く度に『何が何でもベルトを獲ってください』と言われています。この試合でベルトを獲って、道場の子供たちにベルトを見せてあげたい」と子供たちのためにもベルトを巻くと誓う。

 また「軍司選手は初めてのメイン&タイトルマッチだと思うんですけど、自分は2回目なのでリラックスして戦えるかなと思います」と過去の王座挑戦経験が自分にとってプラスになると考えている。

 会見の最後に両者は「明日は面白い試合をして、1RKOでチャンピオンになります。最終的には武居選手と戦いたいので、そこまでいくためにも明日はKOで倒します」(軍司)、「地元・茨城に何が何でも-53kgのベルトを持って帰って、夢を追いかけている人たちにエールを送ります」(隆聖)とファンにメッセージ。Krush-53kgの新たな歴史に名を刻むのは軍司か? それとも隆聖か?
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