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[ニュース]2017.9.13
「Krush.81」10.1(日)後楽園 -58kg王者・小澤海斗、挑戦者・西京春馬に覚悟と自信の違いを見せつける!「前回とは全てが違う。俺は追い込まれたシチュエーションの方が燃える」
    
 9月12日(火)東京・K-1ジムEBISU小比類巻道場にて、10月1日(日)東京・後楽園ホール「Krush.81」の[Krush-58kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・西京春馬と対戦する王者・小澤海斗公開練習を行った。
 3度目の防衛戦で6月のK-1さいたま大会で敗れている西京の挑戦を受けることになった小澤。試合決定から約2カ月「あいつのことだけを考えていた。とりあえずムカついている」と西京にリベンジすることだけを考えて毎日を過ごしてきたという。

 イライラの原因は西京に対してだけでなく、小澤自身にも向けられ「前回の試合は自分じゃなかった、そういう点でもムカつく」。対戦カード発表会見では「前回はモチベーションが上がらなかった」と話していたが「今回はモチベーションの入り方が違うから全てが違う。自分でも周りからも追い込まれている」と試合前の心境は前回と全くの別物だ。

 この2カ月間は外食も酒もストップし「今は自炊がほとんど。これだけ身体に気を使って食事したことがない。酒も飲まなくなって一日一日を無駄にしなくなった」と徹底的に摂生した生活を続けている小澤。肩回りやふくらはぎの筋肉は今まで以上に盛り上がっており「それは食事を変えたこととトレーニングの成果。走り込みもやって足腰を鍛えている」と語り、2分1Rの公開練習では鋭い左ストレート・左ミドルを繰り出していった。

 前回の対戦で小澤は距離を取る西京を捕まえきれず、カウンターでダウンを喫して判定で敗れている。その敗戦を踏まえて「毎日相手の映像を見て、弱点を探して色んなことを考えている。これだけ相手の試合映像を見たのは初かもしれない。ずっと試合を見ることによって、今まで見えないことが見えてきたり、気づくことがある。(西京の試合を見て)色んなことが分かった」と入念に西京を対策を練り「具体的には言えないけど対策は前回の対戦から変える」と西京攻略のイメージは万全だ。

 過去に小澤は大岩龍矢の地元・名古屋に乗り込んで初防衛を果たし、二度目の防衛戦では初代フェザー級王座決定トーナメント3位のユン・チーに勝利。ここ一番のタイトルマッチで強さを発揮してきた。

 今回もリベンジがかかった防衛戦というシチュエーションだが「負けることは考えてないし、俺は今のプレッシャーを楽しんでいる。背水の陣じゃないけど、男だったらそっちの方が燃える」と瞳をぎらつかせ「次の試合で格の違い、覚悟の違い、自信の違い…全部を見せつけたい。しっかり勝って防衛するんで見ていてください」と力強く言い放った。小澤が王者として防衛、そしてリベンジを果たすか?
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