ダブルメインイベント第2試合は-58kg王者・小澤海斗と挑戦者・西京春馬による因縁のタイトルマッチ。両者は今年6月のK-1さいたま大会のスーパーファイトで対戦し、西京がダウンを奪って大差の判定勝利。あれからどちらも試合を挟むことなくKrushのタイトルをかけて再戦することになった。

　前回の勝利を経て、小澤の持つベルトに挑む西京は「減量も上手くいって最後の最後の練習までばっちりできました。前回と比べると一発で倒せる攻撃がついてきたと思うし、キレも動きもよく練習を終わることが出来たので、しっかり3分3R集中して戦えば何も問題ないと思います」と断言。

　自身初のタイトルマッチということで「練習内容は変わらないですが、ジムの先輩たちから色々とアドバイスをもらいましたし、辛い時には『次はタイトルマッチだ！』と思って自分を追い込めました」と仕上がりも過去最高で「たくさんの人がチケットを買ってくれて『絶対に勝ってね』と言われますし、地元の海老名市長も応援に来てくれるので、しっかり勝っていいところを見せます」と燃えている。

　前回はダウンこそ奪ったものの判定決着という結末で「タイトルマッチなので最低限は勝つことです。でも明日は最終試合かつタイトルマッチなので倒して勝てたらと思います」と西京。「最高の締めで終わりたいと思います」とKO決着での王座奪取を目標に掲げた。

　一方、3度目の防衛戦がリベンジマッチとなった小澤は「明日はやるだけです」と一言。K-1ジムEBISU小比類巻道場でのボクシング強化や食生活の改善によるコンディション向上について話し「前回の試合とはモチベーションが全く違う。前回負けてからコイツ（西京）のことしか考えていない。勝つことしか考えてないし、もちろんベルトも渡さない」と復讐に燃えている。

　どんな形でのフィニッシュを考えているか？という質問には「相手に付き合わないでチャンスがあえば喰いにいく」と答え「必ずやり返すんで見ていてください」とファンに向けてもリベンジを誓った。

　小澤がリベンジと王座防衛を果たすか？　西京がタイトルマッチでも小澤を下して新王座に就くか？