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[ニュース]2017.10.7
「Krush.83」12.9(土)後楽園 -67kg王者・塚越仁志への挑戦権をかけて蹴りの牧平圭太とパンチの平山迅が危険な初対戦!「あんまり調子に乗るなよ」(牧平)VS「おとなしい牧場の馬にしてやる」(平山)
    
 10月6日(金)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、12月9日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.83」の追加対戦カードが発表された。
 第5代Krush-67kg王者・塚越仁志への挑戦権をかけた次期挑戦者決定戦として牧平圭太と平山迅の初対戦が決まった。(※タイトルマッチは2018年2月大会を予定)

 牧平はかつて第3代王者としてKrush-67kgのベルトを巻き、2度の防衛に成功。2016年1月にタイトルを失うなど連敗が続いていたが、現在は2連勝と勢いを取り戻しつつある。

 一方の平山は関西からK-1・Krushに参戦しているハードヒッターで、9月のK-1さいたま大会ではプレリミナリーファイトで秒殺KO勝利を収め、今回のチャンスを掴んだ。

 会見では平山が開口一番「神戸から来たKOエンペラーの平山迅です。牧平選手は“反骨の暴れ馬”と言われていますが、おとなしい牧場の馬にしてやろうと思っています」と先制攻撃。すると牧平も「あんまり調子のるなよって感じです。どうしてももう一度チャンピオンになりたいので必ず平山選手を倒して挑戦します」と険しい表情で言い放つ。

 続く質疑応答でも平山が「牧平選手は蹴ってくる選手でパンチが少ない。自分はパンチでいきます。さっき『調子のんな』と言っていたんで、だったらパンチで来てほしいですね。蹴りじゃ盛り上がらないから」と挑発的に言うと、牧平は「倒すのはパンチだけじゃないし、蹴りでも倒せる。自分はKrushで蹴る選手の筆頭でやってきたつもりなんで、それはぶれない。蹴りで倒します」と完全否定で一歩も退かず。緊張感漂う会見となった。

 ファイトスタイル・戦い方については水と油の2人だがKrushのベルトへの強い想いは同じ。牧平は王座返り咲きへ、平山は王座初戴冠へ向けての想いを語った。

平山迅
「挑戦者決定戦は今回が2回目で、前回(挑戦者決定戦で)塚越選手とやった時は先に自分がダウンを取ったんですよ。それで逆転負けしちゃって悔しい思いがあります。自分はKrush初参戦で渡部太基選手とやった時からK-1とKrushしか見ていません。その想いは試合に出ていると思うし、その熱い想いを見てもらって、分かってもらいたい」

牧平圭太
「ベルトを獲って連敗して、すげえつらかったです。格闘技もすごく嫌になったんですけど、HALEOのジムが出来て、格闘技のことだけでなく色んなことを勉強させてもらっています。そういうところで色んな想いを込めて、強くなった自分でチャンピオンになりたいと思います。もう一度ベルトを巻くまでの自分のストーリーを見ていてください」

 -67kg王者・塚越への挑戦権を勝ち取るのは蹴りの牧平か? それともパンチの平山か?
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