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[ニュース]2017.10.23
「K-1 WORLD GP」11.23(木・祝)さいたま 武居由樹、ビクトー・サラビアとの一戦でヘビー級を超えるインパクトを残す!「パンチで打ち合っても負けない。絶対に面白い試合になると思います」
    
 10月23日(月)東京・足立区のPOWER OF DREAMにて、11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ「K-1 WORLD GP JAPAN〜初代ヘビー級王座決定トーナメント〜」の[スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]でビクトー・サラビアと対戦する第2代K-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹が公開練習を行った。
 9月のK-1さいたま大会ではスーパーファイトで伊澤波人にKO勝利し、K-1スーパー・バンタム級王者としての初戦を見事に飾った武居。4月の第2代王座決定トーナメント優勝から約5カ月間空いての試合だったが「試合がない時期に身体も大きくなって、パワーでも負けなくなった。試合が空いた分、いい意味で準備が出来た」と話す。

 試合までちょうど一カ月、「今までと変わらず走り込んで練習しています。今は全身筋肉痛ですけど、調子は良くていい感じに仕上がっています」という武居は公開練習で得意のパンチだけでなくロー・ミドル・ハイと蹴り技も多用。「パンチには自信がありますが、蹴りも出していこうと思います」と蹴りにも自信をのぞかせた。

 武居が対戦するビクトー・サラビアは過去にK-1のリングで武尊で激しい打ち合いを繰り広げたハードパンチャー。最後は武尊の強打に沈んだものの、武尊とパンチで真っ向勝負した超攻撃型のファイターだ。

 武居は「全体的にバランスがよくて気持ちも強い。そのうえでパンチがシャープで、しっかり(パンチを)振れているレベルが高い選手」とサラビアの実力を高く評価する一方「僕もパンチには自信があるし、あえてボクシング勝負してもいいかなと思います。パワーもついてきたので打ち合っても負けないと思う」とサラビアとの打ち合いも望むところだ。

 今大会にスーパーファイトとして出場する現役王者は武居一人。さらに同大会では最重量級のヘビー級で初代王座決定トーナメントが開催され、K-1の最軽量級=スーパー・バンタム級(-55kg)王者としても武居にはプレッシャーがかかる。そんな状況での一戦を前に武居「僕はプレッシャーを自信に変えられる。注目度が上がると気持ちが上がる」と断言。「ヘビー級に負けない激しい試合をします」と力強く語った。

「(今大会は)チャンピオンが僕一人なんでプレッシャーもありますが、僕は前からプレッシャーを自信に変えられるタイプです。周りのプレッシャーを自信に変えて試合に挑みたいです。(注目度も上がっているが?)僕は注目度が上がると自分の気持ちも上がるし、モチベーションも上がります。

 同じ日にはヘビー級のトーナメントがあって激しい試合になると思いますが、スーパー・バンタム級でも激しい試合は見せられます。サラビア選手とガンガン打ち合いたいですね。(今後は?)次の試合をしっかり勝って、防衛戦がいつになるか分かりませんが、来年3月21日のさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会で試合をしたいです。チャンピオンとしてすごい試合をしたいと思うので、そこを向けて頑張りたいです」

 会見の最後にファンへのメッセージを求めると「自分で武居由樹vsビクトー・サラビアを見たいくらい楽しみだし、今回は絶対に面白い試合になると思います。足立区の元悪ガキvsサンディエゴの元ギャングという図式も楽しみにしてください」と語った武居。(※武居は足立区の元悪ガキとしてフジテレビ「ザ・ノンフィクション」に取り上げられたことがあり、サラビアも自身のインタビューで元ギャングだったことを明かしている)

 9月大会に引き続き、武居はK-1王者に相応しい試合を見せることが出来るか?
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