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[ニュース]2017.10.31
「Krush.83」12.9(土)後楽園 挑戦者KANA、生活のすべてをかけて王者メロニーにリベンジする!「寝ている時以外はメロニーのことを考えている。そうしないと勝てない相手だと思っています」
    
 10月31日(火)東京・三軒茶屋のK-1ジム・シルバーウルフにて、12月9日(土)後楽園ホール「Krush.83」の[Krush女子-50kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者メロニー・ヘウヘスと対戦する挑戦者KANAが公開練習を行った。
 2017年最終戦でメロニーとのリベンジマッチが決まったKANA。公開練習ではシャドーボクシングとミット打ちを2分1Rずつ披露し「まだ試合まで一カ月以上あるので、今のコンディションは良くも悪くもなく、日々のコンディションに合わせて調整して生活できています。このまま試合に向けていい状態に仕上げていきたい」と話す。

 8月の名古屋大会が終わったあと「年内にタイトルマッチをやりたいと決めていたので3日間ほど休んで練習を再開した」というKANAは「特に新しい練習はしていないのですが、自分の技術面や体力面を向上させつつ、1月にメロニーに負けた試合を分析して細かく練習に取り組んでいます」。1月のメロニー戦で初黒星&生涯初ダウンを喫したことで「ディフェンス、カウンター、距離の取り方…自分に身についてない部分があることが分かった」と修正点を見つけ、足りない技術の向上に努めてきた。

「日々練習していることが試合でも出せるようになってきました。まだ身についていない方が多いので、練習でやっていることを身体に刷り込ませて、ミットでやっていることをスパーで出して、スパーでやっていることを試合で出す。それを意識してやっています。試合の時はその時に出せるものをすべて出してやっていますが、そこにプラスアルファでまだ身についていないものがあって、それは試合では出せていません。

 今回は試合まで練習期間もあるので、そこまでにしっかり練習で身につければ、今までとは違う形のスタイルを見せられると思います。前回、メロニーに負けて、自分でも一発もらえれば倒れることが分かりました。ディフェンス、カウンター、距離の取り方…自分に身についてない部分があることが分かったので、自分の技術の向上を続けています」

 メロニー対策にも余念はなく、KANA曰く「自分が負けた試合も見ましたし、自分とは違うスタイルの相手と戦った時にどういう動きをするのかも見ました。これをやると決めてしまうとよくないので、メロニーがどんな動きをしてきても対応できるように練習しています」。KANAにとって再戦・リベンジマッチは初のことで「気持ち的にも引き締まる部分があります。寝ている時以外はずっとメロニーのことを考えています」と生活のすべてを打倒メロニーに捧げている。

「今まで同じ相手と二回戦ったことがないですし、初めてのリベンジ戦なので気持ち的にも引き締まる部分があります。試合まで練習以外の日々の生活でも気を引き締めて、毎日は同じ繰り返しなのですが、そこで変化をさせることに意味があって、繰り返しの中で自分を向上できるように過ごしています。(生活のすべてを打倒メロニーに捧げている?)寝ているとき以外はメロニーのことを考えているし、常にメロニーが頭の中にいます。そのくらいしないと勝てない相手だと思うので、自分でも次の試合が楽しみです。

(再戦はやりづらい?)向こうも前回と同じように来るとは限らないし、違うスタイルで来るかもしれません。私と試合をしたあと、メロニーはキックでもMMAでも無敗で勢いに乗ってレベルも上がっていると思います。でも自分の方がレベルが上がっているので、前回以上の試合ができるのは確実です。前回はすべての面でメロニーに上回られて負けたのですが、次は自分がすべて上回って勝つだけです。

 今年は最初の試合で最高のスタートを切ろうと思ったらメロニーに負けて、最悪のスタートになってしまいました。自分の中で1月15日で止まっている感じがするので、残りの日々を試合当日まで完璧にして当日を迎えるられるかどうか。2017年の最後の試合ですけど、最高のスタートにするために勝って締めくくりたいと思います」

 最後にファンへのメッセージを求めると「今回はリベンジマッチなのでまずは勝つこと。しっかり勝つことが最低条件で、そのうえで私は倒して勝つことを目標にしているので、倒して勝ってベルトを巻いてリングを降りたいと思います」とKANA。宿敵メロニーを倒して、Krush女子-50kgのベルトを取り戻すことはできるか?
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