ニュース
[ニュース]2017.12.8
「K-1 WORLD GP」3.21(水・祝)さいたま スーパー・ライト級王者 野杁正明と挑戦者・大和哲也が運命の再戦!「K-1は甘くない。K-1の厳しさを教える」(野杁)VS「恨みっこなしの真剣勝負で最高の試合になる」(大和)
    
 12月7日(木)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、2018年3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜K'FESTA.1〜」(ケイズ・フェスタ・ワン)の第一弾対戦カードが発表された。
 6月に王者ゲーオ・ウィラサクレックに勝利し、第2代スーパー・ライト級王座に就いた野杁正明が“新生K-1史上最大のビッグマッチ”「K'FESTA.1」で初防衛戦。挑戦者は新生K-1参戦以降、3戦3勝(3KO)のパーフェクトレコードを誇る大和哲也に決まった。

 両者は2014年2月にムエタイルールで対戦したことがあり、この時は大和が勝利(※WBCムエタイインターナショナルスーパーライト級タイトルマッチ、大和が王座防衛)。今回はK-1に戦いの舞台を移し、野杁が大和の挑戦を受ける立場となった。会見では宮田充K-1プロデューサー「スーパー・ライト級で最高のカード。二人にとって避けて通れない一騎打ちです」と語り、野杁・大和が揃ってタイトルマッチへの想いを語った。

大和哲也
「愛を知る県、愛知県の日本を元気にするK-1ファイター、大和哲也です。今日記者会見の場が行われて、いよいよK-1のベルトに挑戦する日が来たと実感しています。今年から新生K-1に参戦して、3戦全勝で締めくくることができました。僕もキャリアが長い方ですが、新生K-1で成長することができたと思うし、強いチャンピオンに挑戦できることを光栄に思います。

 正明選手は昔から強いと思っていましたが、最近の試合を見て安定の強さを持っているなと思います。この階級には強い選手が多いですが、これだけ安定して強い選手は他にいないと思います。僕はK-1のベルトを獲りたくてK-1に出ていますが正明選手と対戦するのは二度目です。もう戦うことはないと思っていましたが、僕がK-1に戻ってきて再び戦うことになって運命的なものを感じます。普段は正明選手と仲がいいのですが、当日は恨みっこなしの真剣勝負が出来ると思うので、最高の試合になると思います」

野杁正明
「哲也君がK-1に来て、いずれ戦うと思っていましたが、まさかこんなに早く来るとは思っていませんでした。みなさんが見たいカードなので、やるだけかなと思います。僕はK-1のベルトを獲るまでに挫折もしたし、やっとの想いで手に入れたベルトです。簡単に渡すつもりはないし、新生K-1は甘くないというところを見せたいと思います。

(大和が提唱する合氣道とキックの融合=合氣ックについて)見ていて不思議だなって感じです。(大和の)SNSで色んな選手が転がされている動画を見て、自分も合氣道を体験してみたいと思いました。僕の試合でも哲也君はそういう技術を使ってくると思いますが、僕はそれに惑わされることなく、僕の戦いを貫いて勝ちたいと思います」

 質疑応答で3年前の対戦について質問が上がると、大和は「当時の僕はムエタイルールでやっていて世界タイトル(WBCムエタイ世界王座)獲得に失敗したあとでした。そこでもう一度(挑戦)という時に正明選手が出てきて(当時保持していたベルトを)獲らせるものか!と思って戦いました。なので今の正明選手と同じ心境なのかなと思います」。

 野杁は「初めて5Rでやって長いなと思ったのと、哲也君が途中から肘打ち(※K-1ルールでは反則)ばっかりやってきて『やめてよ』と思いました(苦笑)。前回は哲也君にムエタイルールの難しさを教えられたんで、今度はK-1・Krushでやってきた僕がK-1で戦う難しさを教えてやろうと思います」と対抗心を燃やした。

 K-1のリングで実現した約4年越しの再戦。勝利を掴むのは王者・野杁か? 挑戦者・大和か?
トップページへ戻る