同大会でゴンナパー・ウィラサクレックvs瑠輝也の次期挑戦者決定戦が行われる-63kgで林健太vs泰斗の一戦が決まった。林は今年9月にBigbangスーパー・ライト級王座を獲得。Krush凱旋となった11月の後楽園大会ではゴンナパーの右フック一撃でマットに沈んだ。対する泰斗も8月のKrush名古屋大会で東本央貴に敗れて以来の再起戦で、互いに2018年の飛躍につなげられるかどうかの重要な一戦となった。

　前回ゴンナパーの強打に沈んだ林は「たくさんの方が応援してくれたんですけど、あんな負け方（1RKO）をしちゃいました。なので僕は誰とでもやるつもりだったんですけど、うなぎのぼりじゃない選手と試合が決まりって、勝って当たり前だと思うので打倒ゴンナパーに向けて頑張ります」と泰斗を役不足とばっさり切り捨て、ゴンナパーへのリベンジを宣言。

　続く質疑応答でも林は「（泰斗は）パンチでガンガン行くとすぐ倒れるイメージがある。顎が弱いと思う」と余裕たっぷりに語り「（ゴンナパー戦に否定的だった家族から）『いつ引退するの？」と聞かれましたが（苦笑）、まだまだこれからだと。ゴンナパーにはリベンジしないといけないので、いいスタートが切れるようにしっかり勝ちたいと思います。次は2018年の一発目で、打倒ゴンナパーへ向けた一発目です。特に狙わんでも勝手に倒れていると思うので、KOで終わると思います」と打倒ゴンナパーに闘志を燃やした。

　一方の泰斗は「前回の名古屋Krushで肋骨が折れて、それから半年ぶりの再起戦です。僕も連敗が続いていて、先日30歳を迎えて、節目の年なので飛躍しなければいけないと思います。ここは落とせない試合だと思います」と挨拶。

　林の挑発的な発言に対しては「確かに僕は打たれ弱いかもしれないです」と苦笑いを浮かべつつ「僕は本当に完全復活する自信があるので楽しみにしておいてください」と大人の対応。「約半年ぶりの試合で、2018年の最初の試合です。相手は強敵ですけど、しっかり倒して完全復活したいと思うので楽しみにしてください」と復活を誓った。

　ゴンナパーへのリベンジに燃える林の拳が火を噴くか？　それとも“名古屋のお祭り男”泰斗が復活を遂げるか？