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[ニュース]2018.1.15
「Krush.86」3.10(土)後楽園 -60kg王者・郷州征宜への挑戦権をかけて島野浩太朗と山本直樹が激突!「這いつくばってでも一撃を叩き込む」(島野)vs「自分にパンチは当たらない」(山本)
    
 1月15日(月)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、「Krush.86」3月10日(土)後楽園ホール大会の第1弾・対戦カードが発表された。
 Krush-60kg王者・郷州征宜への挑戦権をかけた次期挑戦者決定戦として島野浩太朗vs山本直樹が決定した。島野はKrushでプロデビューし、2014年11月に卜部弘嵩と第4代-60kg王座決定戦で激突。ベルトを巻くことはできなかったものの、弘嵩をあと一歩のところまで追い込んで会場を大いに沸かせた。昨年は他団体を含めて4戦3勝1敗という成績を残し、Krush王座への想い・こだわりも強いことから挑戦者決定戦に選ばれた。

 対する山本直樹はK-1・Krushで活躍した山本優弥の弟で、こちらもKrushでプロデビュー。昨年は5戦5勝(2KO)と連勝街道を突き進み、初めてベルトに絡むチャンスを手に入れた。会見で両者は「僕の目標はKrushのベルト一本です」(島野)、「必ずこのチャンスをモノにしてチャンピオンになりたい」(山本)とベルトへの想いを熱弁。その一方で山本の「島野選手はパンチが強いけど自分には当たらない」という言葉に対して、島野が「僕は這いつくばってでも一撃を叩き込む」と返すなど、対抗心をぶつけあう場面も見られた。

山本直樹
「チャンピオンまであと少しなのでワクワクしています。去年は5戦全勝で来て、このままチャンピオンになりたいので、まずは挑戦権を自分のものにしたいです。(島野の印象は?)パンチのイメージがあって、気持ちが強い選手だと思います。でも自分にパンチは当たらないので、もらわずに倒します。(Krushのベルトに対しては?)僕もKrushでデビューしたので、Krushでチャンピオンになりたいと思います。去年もパンチャーと戦わせてもらって、多分いつも通りにやれば問題ないと思います。目標は島野選手に勝つことじゃないので、チャンピオンになるために色んな練習をしています。挑戦者決定戦のチャンスをいただいたので、必ずものにしてタイトルマッチに挑みたいと思います」

島野浩太朗
「今年は大きな目標を実現させて、飛躍の1年にしたいと思います。(山本の印象は?)手を合わせないと分からないところもありますが、5連勝していて乗っている選手だなと思います。蹴り技が多彩で破壊力もあるし、派手な技を使うけど冷静に試合をする選手だなと思いました。(山本の『パンチは当たらない』について)僕はパンチのイメージが強いかもしれませんが、危険な技を用意して試合を迎えたいと思います。(大きな目標とは?)Krushのタイトル一本です。僕はプロデビューがKrushで、ファイターとして0から1をスタートした場所がKrushなので、Krushのベルトが目標です。3月10日はしっかり仕上げてKrush-60kgで存在感を見せます。対戦相手の山本選手は余裕があるみたいですけど、僕は這いつくばってでも一撃を叩き込みます。バチバチのKO決着になると思います」

 なお王者・郷州は3月21日の「K'FESTA.1」に出場するため、3月の試合後に郷州のコンディションを確認の上、タイトルマッチは早ければ5月大会もしくは6月大会を予定。島野がその拳で挑戦権を勝ち取るか? それとも山本が6連勝でベルトに手をかけるか?
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