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[ニュース]2015.11.15
第4代-65kg王者・山崎秀晃、2016年は俺が中心に立つ!「-65kgのベルトを全階級で一番輝かせて、新しい伝説を作っていく」
    
 11月15日(日)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、11月14日(土)東京・後楽園ホール「Krush.60」のメインイベント[Krush -65kgタイトルマッチ]に勝利し、第4代王座に就いた山崎秀晃が試合を振り返ると共に、今後の目標を語った。
 メインイベントで王者NOMANから合計3度のダウンを奪い、第4代-65kg王者となった山崎。9月の-63kg王座返上会見では涙を見せる場面もあったが、あれから約2カ月、新たなベルトと共に会見に出席し、昨夜のタイトルマッチを振り返った。

「昨日勝つことが出来て、すごく安心しています。NOMAN選手はWILDRUSHリーグ以降、交流があって選手として人間としても尊敬しているので、その選手からベルトを獲れたことを誇りに思いますし、その責任も負わなきゃいけないと思います。試合後にNOMAN選手に肩車してもらえたこともうれしかったです。また昨日はたくさんの人が応援に来てくれて、メインイベントをKOで締められたことにホッとしています」

 これまで山崎は-63kgのベルトを保持したまま、-65kgの試合を戦っており「今まではフィジカル・食事すべてにおいて体重が気になっていて、押さえていた部分もあった」と-65kg仕様の体を作ることが出来なかった。

 しかし本格的な階級変更で「昨日はすべて解放して戦うことが出来た。体つきもフィジカルも-63kgの時とは違うもの見せれたと思う。-65kgでは結果を出せてなかったけど、階級転向で-65kgの体を作っていける」と話し「まずこのベルトを獲れてスタートラインに立ったと思うし、まだまだ完成の体じゃない。もっと期待してもらっていいです」と-65kgでの自分に大きな可能性を感じている。

 山崎にとってKO勝利は昨年6月のモハメド・ブールフ戦以来、約1年5カ月ぶり。「最近はKOがなくて山崎どうなんだ?と思われても仕方ない試合が続いていました。でも久しぶりにKOを見せることが出来て、本当に最高で、ちょっと喜びすぎました」と笑顔を見せつつ「これが本物の山崎秀晃、GOLDEN FISTというところを見せられたと思う。これからもどんどんKOを見せていくだけですね」と完全復活を宣言した。

 宮田充Krushプロデューサーも-65kg王者としての山崎に期待の言葉をかける。

「実は今年6月の時点で階級を上げる話もあったのですが、山崎選手の方から『去年11月にK-1でゲーオに負けて、ちゃんと-63kgの落とし前として一度防衛戦をやってから階級転向を考えたい』と言われていました。そしてしっかり防衛戦をクリアして-63kgのベルトを返上して、8月の野杁(正明)戦があり、今回のタイトルマッチでした。本当に山崎選手はここからだと思うし、Krushの防衛戦、そしてK-1の-65kgもある。この2つのリングで大暴れして欲しいし、山崎選手とこの選手の試合が見たいというファンの声もたくさんあります。2016年の山崎選手が楽しみです」

 大きなダメージもなく来週からはトレーニングも再開するという山崎。この1年は思うような結果を残すことが出来なかったが、来年はそのうっぷんを晴らし、再び-65kgのメインストリームに躍り出るつもりだ。

「自分はまだ-65kgの中心とは言えないけど、2016年は俺が真ん中に立ってかき回して、-65kgを面白くしていきたいですね。ベルトを獲って終わりじゃないし、-65kgのベルトをKrushの全階級で一番光り輝くベルトにしたい。ここから新しい伝説を作っていくので応援よろしくお願いします」

 -65kg王者として新たな道を歩み出した山崎のGOLDEN FIST伝説・第2章に注目だ!
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