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[ニュース]2018.2.16
「K-1 WORLD GP」3.21(水・祝)さいたま 軍司泰斗、梶原龍児代表と共に登坂匠の心をへし折る!「僕もパンチに自信があるので打ち合ってKOする」(軍司)&「登坂選手の心を折って勝つことが彼にとってもいいと思う」(梶原)
    
 2月14日(水)東京・新宿区にあるK-1ジム総本部にて、3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜K'FESTA.1〜」の[スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]で登坂匠と対戦するKrush-53kg王者・軍司泰斗が公開練習を行った。
 昨年12月のK-1後楽園大会でプロとして初めてK-1のリングに立った軍司。大岩翔大から1Rに2度のダウンを奪って勝利したものの、粘る大岩を仕留めきれずに大岩の逆襲に遭う場面もあった。

 それ踏まえて軍司は「前回の試合は体力がなくて、最後はバテてしまった。自分は1Rにダウンを奪っても倒しきれない試合が多い」と自分の弱点を見つめ直し「今回は走り込みを増やしてスタミナをつけています」とスタミナ強化に着手。「スパーリングでもいい感じで体力がついてきたので、相手を見ないで最初からバチバチでいこうかなと思います」と対人練習でも体力向上を感じている。また弱点であるスタミナだけでなく「Krushでは-53kgでやっていて、今回はスーパー・バンタム級(55kg)でやるので通常体重も今までより増えている。その分、パワーはついてきたなと思う」と一撃で倒す武器も磨いてきた。

 対戦相手の登坂匠はボクシング出身で鋭いパンチを武器にしているファイター。軍司も「やっぱりパンチが早くて印象的ですね」とする一方「相手は蹴ってこないからパンチだけかなって思います。僕もパンチには自信があるので打ち合ってKO出来たらいいなと思います。パンチで勝負して相手のパンチ力を上回る試合をしてKOしたいです」と登坂が得意とするパンチ勝負で打ち勝つと堂々と言い放った。

 また登坂は現K-1ジム総本部・梶原龍児代表の元同門で、梶原を兄のように慕っていた存在でもある。公開練習で軍司のミットを持った梶原代表は愛弟子(軍司)と弟分(登坂)の試合が決まった時の心境を「オファーを受けて即答で『やらせます』と返事しました」と明かしつつ「軍司のパンチは相手の心を折るパンチ。登坂選手の心を折るような試合をして勝たせるし、登坂選手のためにもなる」と語った。

「(軍司)泰斗は僕の弟子で、泰斗にとっても登坂選手にとっても、お互いが成長するためにいい相手だと思って、オファーを受けて即答で『やらせます』と返事しました。(自分の教え子と可愛がってきた後輩がK-1のリングで戦うことについて)僕は現役時代に格闘技ブームの種になると言い続けていて、それがこうして実現しています。僕の生き方は有言実行なので、その通りになってきたかなと思います。

(軍司の強さは?)気が強いですね。うちの選手はみんな勢いのある選手たちばかりで『後ろに下がって負けるやつはダメだ』という教え方をしています。そういうなかの対人練習で泰斗も揉まれてきたと思います。泰斗も登坂選手もパンチが得意な選手ですが、二人のパンチは質が違うのでそこを見てもらいたい。登坂選手は(打ち)抜けるパンチを持っていて、泰斗のパンチは一発一発相手にダメージを蓄積させていきます。相手の心を折るパンチです。そこの差がありますね。また泰斗が言っていたようにK-1では蹴りがないと通用しません。油断はしてないですし、登坂選手の心を折るような試合で泰斗に勝たせます。それが登坂選手にとってもいいと思います」

 2018年の目標として「去年はKrushもベルトを獲ったので、今の目標はK-1のベルトを獲ること」と話し「まずはチャンピオンの武居(由樹)選手と試合できるように今回の試合に勝って次につなげたい」と話した軍司。梶原代表の言葉通り、登坂の心を折って勝利をつかみ取るか?
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