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[ニュース]2018.3.6
「K-1 WORLD GP」3.21(水・祝)さいたま 城戸康裕、28戦27勝(25KO)の相手を前に担々麺修行!?「担々麺で培った集中力・精神修行・ゲン担ぎで相手の隙を突いてやっつけます!」
    
 3月5日(月)東京・桜上水にある「創作亜細亜料理 よつ葉二号店」にて、3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜K'FESTA.1〜」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]でイッサム・チャディッドと対戦する城戸康裕が公開練習を行った。
“新生K-1史上最大のビッグマッチ”へ向けて城戸康裕が異例の公開練習を行った。城戸が練習場所に指定したのは汁なし担々麺で知られる「創作亜細亜料理 よつ葉二号店」。城戸はこのお店に弟子入りし、公開練習として担々麺を作るというのだ。

 頭にタオル・Tシャツ・エプロン姿で現れた城戸は、厨房で店主の森島ユキヲさんから担々麺を作る手ほどきを受ける。森島さんの指導を受けて麺を茹で続ける城戸は何度か麺を茹でる→湯切りを繰り返したあと、いよいよ本番へ。はじめにお椀にスープを用意すると、それまで以上に真剣な表情で平ざるを使って麺を茹でて丁寧にそれをお椀へと移す。担々麺を作ったのは初めてという城戸だったが、気持ちのこもった一杯の担々麺を完成させた。

 担々麺を作り終えた城戸は、今回の公開練習について「11月に(木村"フィリップ")ミノルくんに負けた試合もそうなんですけど、自分は試合中の集中力が足りないんですよ。だから集中力を高める練習が必要だと思って、周りに相談したら『集中力を高めるためには料理をやるといい』と言われて。だったら自分の大好きな麺類を作ろうと思って、知り合いの方にここを紹介していただきました」と説明。担々麺を作ることで集中力を高めることが目的だったことを明かす。

 実際に湯切りをやってみた感想を聞くと「一見、簡単そうに見えますけどめちゃくちゃ難しい。平ざるを自由に操るのも難しいし、平ざるで麺をすくおうとしてもすぐに麺がこぼれちゃう。麺だけに集中していると鍋に手が当たってやけどしそうになるし、めちゃくち集中していないとできないですね」と湯切りの難しさを語り「湯切りしている時は他のことを一切考えない。集中しすぎてむっちゃ疲れました。思った以上に集中力が必要で、これは普段の練習にも活かせると思いました」と格闘技に通じるものを感じ取ったようだ。

 また今回がスーパー・ウェルター級(70kg)からウェルター級(67.5kg)に階級を落として2戦目となる城戸にとって減量も大きな敵。試合まで3週間を切ったタイミングでは担々麺を食べることは出来ず「こんなに美味そうな担々麺なのに食えないって…めちゃくちゃキツいですよ」と苦笑い。「でもこれも精神修行。練習以外でも自分を追い込んで試合に向けて準備しています」と集中力はもちろん精神面も鍛えられたと語った。

 麺を茹でて集中力を高める、あえて減量中で食べられないものを作って精神を鍛える……ここだけを切り取れば担々麺ではなくラーメンでもいいのでは?という疑問も浮かぶが、城戸曰く「担々麺を作ることに意味がある」とのこと。というのも担々麺は人が担いで売っていたことが名前の由来となっており「担々麺は担ぐ麺だから縁起がいいし、ゲン“担ぎ”にもなるじゃないですか。だから今回はゲン担ぎの意味を込めて担々麺にしました!」と正当な(?)理由があることを明かした。

 対戦相手のチャディッドは28戦27勝(25KO)1敗という圧倒的な戦績を誇る初来日の強豪だが「背がデカい(185p)し、戦績もやばいですけど、勝ちまくっているヤツは油断しているはず。その油断を突いて戦います。担々麺修行で培った集中力・精神修行・ゲン担ぎで隙を突いてやっつけます」と城戸。

 もう一つの注目の煽り映像に関しては「今回はすごく凝ったわけではなく、シンプルなものにしました。『K'FESTA.1』はたくさんの人が見る大会なので老若男女、誰にでもウケる内容にしました」と予告した。城戸は煽り映像で会場を沸かせ、未知の強豪チャディッドから勝利を収めることが出来るか?
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