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[ニュース]2016.3.27
郷州征宜、憧れのK-1でファンを楽しませる試合をする!「可能性が低いことが起きると盛り上がる。リザーブファイトから優勝します」
    
 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜。トーナメント出場選手インタビュー第10弾はトーナメント・リザーブファイトで島野浩太朗と対戦する郷州征宜だ。
――K-1出場が決まって、今どんな心境ですか?

「ずっと憧れていた舞台だったので、K-1出場が決まって、すごくうれしいです。ここまで色んな方々に協力してもらったので、みなさんに感謝しています」

――K-1にはどんな思い出がありますか?

「僕は中学の時に野球をやっていて、中学3年生の時には全米選手権の日本代表にも選ばれたことがあります。当時、K-1がものすごく盛り上がっていて、魔裟斗さんがとても活躍されていた時期で、僕も格闘技に興味があったのですが、野球に夢中だったので高校でも野球を続けて甲子園にも出場しました」

――そこから格闘技を始めたきっかけは何だったのですか?

「最初は先輩に誘われて地元(神奈川)のジム=谷山ジムに通っていたのですが、ジムを辞めてしまったんですね。そのあと東京に引っ越してきた時にジムの先輩の城戸康裕選手がK-1MAXの日本代表決定トーナメントで優勝した姿を見て、もう一度、格闘技をやろうと思いました」

――K-1が格闘技の道へ進むきっかけだったんですね。

「はい。格闘技に興味を持ったのも、本気で格闘技をやろうと思ったのもK-1がきっかけです。だからこうしてK-1に出ることが決まって、本当に興奮しています」

――対戦相手の島野選手にはどんな印象を持っていますか?

「島野選手は勝った試合はほとんどKOでパンチが強いと思います。でもしっかり対策して、負けない自信もあるのでぜひ見に来てください」

――今回はリザーブファイトでの出場ですが、リザーブファイトからでも優勝を目指していますか?

「可能性が低いことが起きると見ている人たちも盛り上がると思うので、リザーブファイトでしっかり勝ってトーナメントを盛り上げたい。リザーブファイトから優勝するのが一番盛り上がると思うので、絶対に実現させたいです」

――郷州選手は生まれつき難聴を患いながら、ファイターとして試合を続けています。記者会見では「同じ境遇の方々に夢や希望を与えたい」というコメントがありました。

「僕は小さい時に耳が聞こえないことで『どうせ聞こえないから、何をやっても無理なんだろうな』と考えていた一人です。でもそういうことで悩むのはすごく時間がもったいないことです。僕のように耳が聞こえない人間がK-1に出ることで、同じ境遇にいる人たちに『耳が聞こえなくてもここまで出来るんだ!』と思ってもらえると思います。僕は耳が聞こえないからK-1で活躍するのは無理だと思う方々もたくさんいると思いますが、耳が聞こえなくても出来るという姿を見せたいと思います」

――ファイターとして自分のどんなところをアピールしたいと思っていますか?

「自分の持ち味は常に前に出るスタイルなので、K-1でもそのスタイルを崩さないで、お客さんを楽しませる試合をします」

――ずばり自分のファイトスタイルだったら楽しませる自信はありますか?

「あります。なので4月24日の試合は楽しみにしていただければと思います」
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