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[ニュース]2016.3.24
4・10「Krush.65」女子王座決定戦は早くもヒートアップ!? 紅絹がKANAを一刀両断!「私の打たれ強さ知らないでしょ? 3人倒したくらいで私を倒すと言っても説得力がない」
    
 3月24日(木)東京・渋谷のNEXT LEVEL渋谷にて、4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.65」の[第2代女子王座決定戦3分3R延長1R]でKANAと対戦する紅絹が公開練習を行った。
 紅絹は元J-GIRLSミニフライ級王者の肩書を持ち、40戦を超える戦績を誇る女子キックの強豪。公開練習では3分1Rずつシャドーとミット打ちを披露し、ミット打ちではサウスポーから繰り出す重いパンチを次々と繰り出していった。

 昨年11月以来、約5カ月ぶりの試合となる紅絹は「前の試合から間隔が空いているので色々と元気です。契約体重も(普段より重い)50kgなんでたっぷり食べて筋肉も脂肪も(笑)増えています」。試合から離れている間に「身体の使い方や自分のやりたいような動きができる練習」を続け、なかでも公開練習で見せた左ストレートには「フィジカルをしっかりやって肩を作り込んでいるんで自信があります」と語る。

 旗揚げ当初からKrushを見ていて「すごく華やかな場所という印象があって、いつか出たいと思っていた」という紅絹。「他の女子選手がKrushに先に呼ばれて、殴るのが好きな私が一番後回しにされていじけていました(苦笑)。私は殴っても殴られるから試合は面白いし、綺麗な試合が出来ない分、無茶するんで暴れるような試合をしたいと思っています。ずっとそれをKrushでやってみたいと思っていました」とKrush参戦には特別な想い入れもある。
 対戦相手のKANAについて聞くと紅絹は「イケメンですね。Krush一のイケメン。ポスターを作ってもらったんですけど、周りから『対戦相手は男なの?』と聞かれるくらい。どれだけパンチが強いか楽しみですね〜」とニヤリ。

 KANAは自身の公開練習で、紅絹の「私は今まで一度も倒れたことがない」という"不倒"宣言に対して「紅絹選手が最後まで立っていることはない」と発言していたが、紅絹は「私の打たれ強さ知らないでしょ? 今まで3人倒しているみたいだけど、そのくらいで私を倒すと言われても説得力がない」とキッパリ。

 さらに「初参戦でタイトルマッチで、しかもポスターまで作ってもらえてうれしい。相手のおかげというのもあるでしょうけど、こういうきっかけを作ってくれたKANA選手には感謝です。まぁ試合になったら全部自分がかっさらおうと思うんで、輝けるのも今のうちです」と通告した。
 同日にはKrushで王座が設けられている階級では最重量の-70kgタイトルマッチ=王者・中島弘貴×挑戦者ジョーダン・ピケオーも組まれているが、紅絹は「女子とは20kg差があって、男性なので迫力にも差があると思う。でも動きや試合の面白さで女子のタイトルマッチが面白いということを印象付けたい」と試合内容で他の試合に譲るつもりはない。

 さらに「私はコスチュームが牛なんですけど、紅絹=牛の子として浸透して欲しいし、変なかっこうをしているけどキャラだけじゃなくて試合も面白いんで、楽しみにしてください。Krushのベルトを獲って評価されたいという想いがあるんで、必ずベルトをとって知名度を上げたい」とKrush女子王座獲得を更なる飛躍チャンスと考えている。

 紅絹が"Krush女子の超新星"KANAに初黒星をつけ、Krush女子王者として歴史に名を刻むか?
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