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[ニュース]2018.4.26
「K-1 WORLD GP」6.17(日)さいたま ファン待望のスーパーファイトが遂に実現!ゴンナパー・ウィラサクレック「瑠輝也は自分より下の選手。負けることはない」vs安保瑠輝也「ゴンナパー選手と戦えることにワクワクしている。倒すイメージは出来ています」
    
 4月25日(水)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜第2代フェザー級王座決定トーナメント〜」6.17(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会の追加対戦カードが発表された。
「K'FESTA.1」3.21さいたま大会で卜部功也が新王座に就いたライト級(62.5kg)で注目のスーパーファイトが決まった。3月のKrush後楽園大会でKrushライト級王者となった“ムエタイ大魔神”ゴンナパー・ウィラサクレックと安保瑠輝也(※瑠輝也よりリングネームを改名)が遂に拳を交えることとなった。

 当初、ゴンナパーと瑠輝也は2月のKrush後楽園大会で対戦予定だったが、大会直前に対戦カードが変更。両者の対戦は幻に終わっていた。しかし「ファンのみなさんから『この試合を見たい』という声が非常に多かった」(K-1宮田充プロデューサー)一戦で、K-1のリングで両者の一騎打ちが実現する運びとなった。

 ゴンナパーは2016年9月にK-1初参戦を果たし、山崎秀晃や卜部功也といったトップファイターたちを次々と撃破。昨年6月に前王者ウェイ・ルイとK-1ライト級王座を争って以来のK-1出場で、Krush王者としての凱旋を果たすことになる。

 一方の瑠輝也は今春から活動の拠点を大阪に移し、元Krushスーパー・フェザー級王者で実弟の安保璃紅と共に自らのジム「ALL-WIN」を設立。リングネームも本名の安保瑠輝也に変更し、心機一転の参戦となる。これまで瑠輝也はプレリミナリーファイトやトーナメントのリザーブファイトでK-1に出場したことがあったものの、スーパーファイトとしての出場は初めて。再出発であると同時に本格的なK-1参戦を果たすことになる。

 会見にはゴンナパーと瑠輝也が揃って出席。ゴンナパーが「瑠輝也は自分より下の選手。彼に負けることはない」と豪語すれば、瑠輝也も「確かにゴンナパー選手は強いけど左の蹴りしかない。倒すイメージはできている」とゴンナパー越えに自信をのぞかせた。

安保瑠輝也
「今回から『team ALL-WIN』として独立し、安保瑠輝也として戦うことになりました。よろしくお願いします。ゴンナパー選手とは今年2月に試合が決まっていて、たくさんの方が期待していたのですが、対戦が実現しませんでした。こうして6月のK-1でゴンナパー選手と戦えることにワクワクしています。

(2月の試合が流れた時の心境は?)すごく複雑な気持ちになりました。ゴンナパー選手と戦いたかったというのが正直な気持ちでした。試合直前で試合が流れて落ち込みましたけど、こうして戦えることにワクワクしているので、楽しみにしていただけたらなと思います。(自らのチームを作ったことについて)僕自身、弟と一緒に色々と悩んだんですけど、僕たちはK-1チャンピオンになるために関西から上京しました。僕たちはK-1でやり残したことがあるという決断に至りました。

(現在の練習環境は?)僕たちは東京で2年弱頑張ってきて、トップで通用するためのノウハウは分かっています。今、大阪はすごく盛り上がっていて、そこに僕たちがトップと戦うノウハウを持って帰ることで、大阪のファイターたちにとってもプラスになると思います。また僕たち自身、これからタイ修行に行って、そこでタイ人トレーナーを見つけて日本にも呼ぶ予定です。
(ゴンナパーの印象は?)もとから強いと思っていた選手です。Krushのチャンピオンにもなりましたし、現K-1王者の卜部功也選手にも勝っているので、ここでゴンナパー選手を倒すことでK-1チャンピオンになるという夢が見えてくると思います。確かにゴンナパー選手は強いですが左の蹴りしかないと思っています。倒すイメージは出来ています。(新必殺技は?)特に用意してないですけど、タイで新たな技術を盗んで自分なりの技にしようかなと思います。
(改めてK-1での目標は?)ゴンナパー選手を倒せばK-1チャンピオンが見えてくると思います。年末のK-1大阪大会でタイトルマッチができたらいいなと思っているので、そこは宮田プロデューサーにお任せします。それまでは一戦一戦、目の前にある試合をクリアしていく気持ちでいます」

ゴンナパー・ウィラサクレック
「またこうしてK-1に参戦できることをうれしく思っている。(以前『瑠輝也の蹴りは当たらない』と発言していたが)あの時と気持ちは変わらないよ。瑠輝也は自分より下の選手だと思っているし、その気持ちも変わらない。ちゃんと練習して準備すれば、彼に負けることはない。(瑠輝也の『ゴンナパー選手は左の蹴りしかない』について)だったらもっともっと左の蹴りを強く蹴ってやるよ。(K-1で目標は?)4月にKrushでチャンピオンになったので、次はK-1のチャンピオンを狙っていきたい」

 ゴンナパー・瑠輝也ともに一撃で相手を破壊する武器を持っているもの同士、KO決着は必至。ファン待望の注目のスーパーファイトで勝ち名乗りをあげるのはゴンナパーか? それとも瑠輝也か?
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