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[ニュース]2015.11.16
Krush女子の超新星KANA、衝撃KOの翌朝に10kmランニング!王者・朱里にも宣戦布告「自分は次にでもやりたい」
    
 11月15日(日)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、11月14日(土)東京・後楽園ホール「Krush.60」の[Krush女子-50kg契約]に勝利したKANAが試合を振り返ると共に、今後の目標を語った。
 9・12「Krush.58」での衝撃のKOデビューに続き、プロ2戦目で20戦のキャリアを誇る三堀"SMILE"美弥子に圧巻の1RKO勝利を収めたKANA。文句のつけようがない結果・内容だったにも関わらず「全然物足りなかった」と、朝7:30から10km走ってきたという。

 会見の質疑応答で「デビュー戦が納得できなかったので、技術レベルを上げることに重点を置いてやってきました。パンチも蹴りもしっかり出していけるように課題を持って挑みました。前回よりはバランスよく出せたかなと思います」と三堀戦を振り返ったKANAは「大宮司(進)さんからタイトル戦を見据えてやることとまだまだだと言われて、気持ちに火がつきました」とすでにその目は次戦に向いている。

 同席した宮田充Krushプロデューサーも「昔全日本キックに熊谷直子という選手がいて、世界タイトルマッチをやるという時にパンチで倒していたのですが、それを彷彿とさせました。Krushをやってきた中で女子選手としてのインパクトはナンバーワン」とKANAのポテンシャルの高さを絶賛し「50kgは女子の中で層が厚いクラスですし、これからどんどんいい相手をぶつけていきたい。マッチメークのやりがいがあります」とKANAの臨む強敵を用意するつもりだ。

 すでに圧倒的な存在感を見せつけているKANAだけに、王者・朱里との頂上決戦が望まれる。KANA自身「自分は次にでもやりたいです」と堂々言ってのけ、いつ朱里と対戦しても構わないとの姿勢。宮田プロデューサーも「朱里選手の所属するボスジムさん、KANA選手の所属するシルバーウルフさんとの相談になると思いますが、どのタイミングがいいかをよく見極めて、近い将来、2人の試合を組みたい。絶対に盛り上がる試合になると思います」と2016年のどこかで朱里×KANAの一戦を実現させたいと話している。

 会見の最後「いつも応援していただけることがパワーになって勝てているので、自分がしっかり盛り上げて、会場を沸かせていくので、これからもよろしくお願いします」と今後の活躍を誓ったKANA。Krush女子の超新星の今後に期待大だ!
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