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[ニュース]2018.5.13
「K-1 WORLD GP」6.17(日)さいたま スーパー・バンタム級王者 武居由樹も太鼓判! 江川優生、リザーブファイトでブレイクのきっかけを掴む!「本戦のトーナメントにも負けない試合をする。僕にしかできないパンチの技術や一発で倒すところを見てください」
    
 5月12日(土)東京・足立区のPOWER OF DREAMにて、6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜第2代フェザー級王座決定トーナメント〜」の[K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R]で大滝裕太と対戦する江川優生が公開練習を行った。
 2016年11月にプレリミナリーファイトでK-1参戦を果たしている江川。今回は第2代フェザー級王座決定トーナメントのリザーブファイトということで「周りの反響も大きいですし、プレリミナリーファイト以外でのK-1参戦は初めて。チャンスなのでしっかり勝って次につなげようと思っています」と気持ちは高ぶっている。

 デビュー以来、江川はスーパー・バンタム級(55kg)で試合を続けていたが、昨年からフェザー級(57.5kg)に階級を転向。今回の試合に向けても「新しい階級にあった身体作りを頑張っています」とフェザー級で戦っていくための身体・フィジカル強化に取り組んできた。

 具体的には「スピードを落とさずにしっかりパワーも上げる。階級を上げても一発で倒せるようになること」をテーマとし「自然と体重も上がってきたんで、自然とフェザー級の身体になっているなと感じます」と手応えを感じている。また2月のKrush後楽園大会では桝本"ゴリ"翔也に終了直前にダウンを奪われて悔しい敗戦を経験しているが「試合は練習でやってきたことを最後まで出すことが大事。あの時は最後の最後で自分を崩して負けちゃったんで勉強になりました」と敗戦から得たものもあったようだ。

 対戦相手の大滝は過去に武尊とKrushフェザー級王座を争ったこともこの階級屈指の実力者で、江川は「キャリアもあってタフでアグレッシブ。なかなかKO負けのないファイター」だと分析。「自分の間合いは崩さずに相手のパンチをもらわずに当てる」と大滝攻略のイメージは出来上がっており「前回の相手もそうなんですけど、なかなか倒れない相手を倒して勝ちたい。みなさんには自分にしかできないパンチの技術、コンビネーション、一発で倒せるところを見せたい」とKO勝利でインパクトを残すつもりだ。

 公開練習で江川はPOWER OF DREAM古川誠一会長とミット打ちを行い、コンパクトなパンチとコンビネーションを披露。さらに同門の先輩であり、現K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹とのマススパーリングも公開した。公開練習後のインタビューに同席した武居は「優生は試合中も常に冷静でパンチや蹴りが硬い。海外の選手と比べても優生のパンチや蹴りの方が硬いと思います。また優生は選手の真似をするのが上手で起用。いつも自分の試合前には練習につきあってもらっているし、優生はどんどん上に来る選手だと思います」と江川のポテンシャルを高く評価。

 武居がKrush王者となり、K-1王者として活躍する姿を見てきた江川も「すごいなと思うし、自分も負けていられないという思いもどちらもある。早く由樹くんに追いつきたいし、今はまだキャリアが足りないので一戦ずつクリアしていきたいと思います」と武居から刺激を受けている。最後に江川は「次の試合はリザーブファイトですが、本戦のトーナメントにも負けない試合をするので応援よろしくお願いします」とファンにメッセージ。江川は今回のリザーブファイトでブレイクのきっかけを掴むことが出来るか?
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