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[ニュース]2018.5.22
「K-1 WORLD GP」6.17(日)さいたま 村越優汰、トーナメント優勝という結果を見せてK-1の主役になる!「ここでK-1のベルトを獲るという気持ちでは他の選手に負けたくない。自分がやってきた強さを見せて優勝する」
    
 5月22日(火)神奈川・平塚の湘南格闘クラブにて、6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜第2代フェザー級王座決定トーナメント〜」の[K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R]でエリアス・マムーディと対戦する村越優汰が公開練習を行った。
 K-1で初めて出場するワンデートーナメントに向けて「いつも通り、いい練習が出来ているので、いつもと変わらず仕上がりはいい感じです」と話した村越。公開練習では得意の左ミドルを中心としたコンビネーションを見せつつ「トーナメントでは蹴りで足が壊れることもある」とパンチを含むあらゆる武器を強化し「自分が持っているすべてを出す」と語る。

「自分は蹴りのイメージが強いと思うんですけど、蹴り以外でも戦えるように色んな武器を用意しています。トーナメントで足が壊れることもあるので、そうなった時にパンチが出来るように、色んな場面を想定して練習しています。(パンチも決して苦手ではない?)そうですね。自分はパンチが苦手なわけではないですけど、自分の一番の武器は蹴りなので、それを見せていけたらいいなと思っていて、蹴りを多用していました。でも今回のトーナメントは自分が持っているものはすべて出したいなと思っています」

 一回戦の対戦相手は初代K-1フェザー級王座決定トーナメントで3位にもなっているフランスのエリアス・マムーディ。長身&長い手足から繰り出す攻撃と嵐のようなラッシュが特徴的なファイターだ。村越も「若くて勢いがある選手で、最初の勢いに気を付けないといけないという印象」と分析し「背が高いので練習では背が高い人に相手にしてもらっています。また外国人は構えを変える選手が多いのでオーソドックス(右構え)の選手ということにこだわらないで、オーソドックスとサウスポー(左構え)どちらとも戦えるようにしています。攻略するイメージは出来ていますね」と対策を練っている。

 トーナメントについて村越は準決勝に小澤海斗、決勝に西京春馬vs朝久裕貴の勝者が勝ち上がってくると予想。決勝では3月のKrush後楽園大会で惜敗している西京との対戦を希望した。

「準決勝は外国人選手(ジョージ・バレラ)の情報を知らないこともあるけど、小澤選手が勝ってくると思っています。小澤選手はトーナメントの中の日本人選手の中では名前もあるし、自分の価値を上げるためにも戦って勝っておけばいいかなと思います。決勝は3月に負けているというのもあるし、実力的にも西京選手が上がってくると思いますが…自分的には一回戦で西京選手と対戦する朝久選手も強い選手なので、この試合で勝った方が上がってくるのではないかなと思います。なので西京vs朝久の一回戦は気にしていますね。

(決勝で西京にリベンジしたい?)そうですね。自分は前回の試合には納得していませんが、結果としては負けちゃっているので、西京選手にリベンジしてトーナメントを制覇すれば今までのこともすべてなくなるのでいいかなと思います。次、再戦する時は見ている人誰もがみんな分かるように勝ったと思わせればいい話なので、次は誰が見ても村越の勝ちだという試合をしたいです。決勝まで行って西京選手にリベンジプラスK-1のベルトを獲るということでチベーションが上がっています」

 今回のトーナメントでは主役宣言している小澤、他の日本人選手たちにかみつく芦澤竜誠など、個性的な日本人選手たちがズラリと並んだ。その中で村越が見せたいものは純粋な“強さ”。「自分には今までやってきた実績があると思うし、自分がやってきた強さを見せて優勝したい。表では言ってないですけど僕は自分が主役のつもりでいますし、トーナメントが終わった時に周りに『村越が主役だった』と思わせる方が自分的にはかっこいいのかなと思います」と結果で主役の座を勝ち取ると誓った。

「今回は自分が小さい頃から見ていたK-1という舞台でベルトがかかった試合です。今までやってきた中で本当に大事な試合なので、このチャンスにかける想いを今までとは全然違います。ここでK-1のベルトを獲りたい気持ちも強いし、その気持ちでは他の選手に負けたくないです。ワンデートーナメントで厳しい戦いにはなると思いますけど、自分が持っている力を全て出して優勝するつもりです」。K-1のベルト、そして今回のトーナメントへの想いを熱く語った村越。K-1のベルトを巻いて、K-1の主役に座につくことはできるか?
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