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[ニュース]2018.5.27
和島大海、Krushスーパー・ウェルター級王者 ジョーダン・ピケオーへの挑戦をアピール!「ピケオー選手は日本人が誰も勝っていない相手。でも今の僕だったら勢いに乗って勝てると思っています」
    
 5月27日(日)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、東京・新宿FACE「KHAOS.5」の一夜明け会見が行われた。
 昨日の大会では<KHAOS of WAR>関東vs関西・全面戦争が行われ、3勝2敗で関西勢が勝利。2勝2敗のイーブンで大将戦の関東・神保克哉vs関西・和島大海までもつれ、最後は和島が神保を2RKOでマットに沈め、関西勢が対抗戦の勝ち越しを決める劇的な幕切れとなった。

 見事なKO勝利で関西勢に勝利をもたらした和島は一夜明け会見で「昨日は勝ててホッとしています。KOで勝ててよかったです」と挨拶。「僕は左ミドルの印象が強いと思うんですけど、神保選手には僕が左ミドルを蹴りにくいように対策されていたかなと思います。実際ちょっと蹴りにくいなと思っていました」と神保の対策に手を焼く場面があったものの「パンチの練習もしてきたし、ローもインローと奥足ローを打ち分ける練習もしていました。セコンドからも『ローを蹴ろ』と言われて、その指示通りにローを蹴ってパンチを振り回したら当たった感じです」と指示通りのKO勝ちだったことを明かした。

 大将戦で対抗戦の勝敗が決まるというシチュエーションで「対抗戦が2勝2敗で大将戦になって、すごくプレッシャーを感じました」と和島。そのプレッシャーをはねのけてのKO勝利だったが「副将戦で勝った椿原龍矢選手がバックステージに戻ってきて、すごくプレッシャーをかけてきたんで『試合に勝ってあとでしばいたろう』と思いました。さっき足が痛いと言っていたんで蹴っておきます(笑)」と笑顔で語る場面もあった。

 試合後のマイクアピールでKrushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオーとの対戦をぶちあけていた和島は「スーパー・ウェルター級は外国人選手と戦っていかないといけない階級ですし、これからは海外の選手とやっていきたいと思います。Krushスーパー・ウェルター級のベルトも欲しいです」と改めて王座挑戦をアピール。

「ピケオー選手はすごく強いイメージがあって、日本人は誰も勝っていない相手です。どうやって勝とうかなと思っていますけど…頑張ればいけるんじゃないかなと思っています。今、僕は連勝していて調子もいいので、このままの勢いでいけるんじゃないかなと思います」と打倒ピケオーに闘志を燃やした。

 会見に同席した宮田充プロデューサーは「和島くんの10戦9勝(9KO)1敗という成績はものすごい戦績だし、胸を張っていいと思います。昨日のメインイベントを任せて、しっかり戦い切ったことも見事でした。僕はピケオーvs和島のタイトルマッチは時期の話かなと思っていて、これから調整なんですけど(タイトルマッチは)やってもいいカードだと思います。和島くんが一番いい時期にやってほしいし、僕は個人的に見たい試合です」と和島のスーパー・ウェルター級王座挑戦を後押しした。

 会見の後半には「対抗戦で勝って賞金をもらえたんですけど、あんまり使い道がないんでおいしいものを食べたいですね。趣味は……寝ること(笑)? ずっと寝ていられたら幸せかなと思うし、ずっと寝ていられます」と場を和ませた和島は「これから強敵と戦っていくことになると思うので応援よろしくお願いします」とファンにメッセージ。日本スーパー・ウェルター級の希望の星となった和島の次戦に注目だ!
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