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[ニュース]2018.6.6
「K-1 WORLD GP」6.17(日)さいたま 木村"フィリップ"ミノル、バダザリアンを悶絶&ギブアップさせる!「100%降参させれば、誰も文句をつけられない。バダザリアンに『気持ちを見せないと負けちゃうよ』と伝えておいてください」
    
 6月6日(水)東京・K-1ジム五反田にて、6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜第2代フェザー級王座決定トーナメント〜」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]でメルシック・バダザリアンと対戦する木村"フィリップ"ミノルが公開練習を行った。
 木村は昨年11月に城戸康裕、今年3月に平山迅に勝利して2連勝中。今大会ではK-1ウェルター級王者・久保優太の初防衛戦の相手を務めたバダザリアンとの対戦を迎える。

 昨年9月の初代ウェルター級王座決定トーナメントからコンスタントに試合を続けている木村は「いつも通りで、いい仕上がりだと思います。試合間隔が空きすぎると調整が難しかったりするけど、今回は早めに試合が決まったんで、集中してコンディションを崩さないことだけを重要視していた。だからコンディションはばっちりです」と語る。

 公開練習では小倉將裕トレーナーが右手にグローブ・左手にパンチミットを持った状態でのミット打ちを1分1R、続いて通常のパンチミットを1分1Rの合計2Rを披露。この練習方法はサウスポー(左構えの)バダザリアン対策の一環で「このミット打ちは実戦近い練習が出来る。イメージもつきやすいし、サウスポー対策は上手くいっていて、バダザリアン対策も入念にやっています」(木村)。

 バダザリアンと言えば思い切りのいいパンチを得意とする攻撃的なファイターだが、木村は「バダザリアン選手の特徴、良いところも悪いところも分かったうえで練習しています。緊張感もあって難しい相手だけど、練習していく中で色々と見えてきたんで、倒す道筋はできています」とニヤリと笑う。

 今回、木村が思い描くフィニッシュはバダザリアンの意識を刈り取るようなKOではなく、ボディブローで悶絶させること。公開練習のミット打ちでも最後は小倉トレーナーのボディに左右の連打を叩き込み「試合ではバダザリアン選手が悶絶している気がしますね。今回はボディにパンチが当たって時間差で倒れていく感じがしています」。

 さらに木村はボディブローを得意とするボクシング世界王者ワシル・ロマチェンコを引き合いに出し「ボディで悶絶させるか、戦意喪失させる。相手が自らの意志でギブアップするような“ロマチェンコ勝ち”を見せたいですね。100%相手に降参させれば誰も文句をつけられないし、バダザリアン選手は僕より若くてキャリアも浅い。気持ちを見せる試合をしなかったら、ズルズルいって負けちゃうよ、と。本人にもそう伝えておいてください」と自信たっぷりに語った。

 先日の「GAORA SPORTS presents 6.17さいたま決戦・大決起集会!」で木村は「多分俺は相当(上に)いく。この1、2年はヤバイ」と発言。この日も「この3年でとんでもないことになる気がする」と更なる飛躍をファンに約束した。

「今の自分は才能が開花したじゃないけど開放してきた感じがする。俺、才能があったんだって感じます。僕はこの3年で化けるというか、とんでもないことになる気がしています。そこは僕の中で明確なビジョンがあるので、それが現実になるのが楽しみですね。(タイトルは意識している?)特に意識はしてないんですけど、自分の名前とブランドをあげるためにベルトが必要なら(ベルトを)獲らなきゃって感じですね。

(今回は自分が全部持っていく?)もちろん。6月大会は僕の試合だけのイメージで。ボクシングでも放送のスケジュールでメインが終わった後に前座の試合をやることがあるじゃないですか。今回はそれと同じ。僕の前に前座の試合があって、僕の試合がピークで、そのあとはクールダウン。気持ち的には木村"フィリップ"ミノルvsメルシック・バダザリアンのワンマッチ興行、一本勝負ですよ。

(ファンへのメッセージは?)僕は自分のファンに対しての気持ちは人一倍強いと思っています。僕のダメなところも、逃げたところも、意志を曲げちゃうところも、それを分かってついてきてくれたファンだと思うから、特別な想いがあります。今の僕は(才能が)開花してスランプをを抜けたんで、僕がスランプだった2〜3年分を楽しんでくれたらうれしいです」

 6月17日、木村はどんな衝撃とインパクトを残すか?

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