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[ニュース]2018.6.7
「Krush.89」6.30(土)後楽園 挑戦者443(よしみ)、これぞKrushという試合をして女子アトム級のベルトを巻く!「Krushの戦いに向いているのは私の方。先輩たちが超えられなかった壁を越えたい」
    
 6月7日(木)東京・NEXT LEVEL渋谷にて、6月30日(土)に東京・後楽園ホールで開催される「Krush.89」の[Krush女子アトム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・松下えみと対戦する挑戦者・443(よしみ)が公開練習を行った。
 松下とのタイトルマッチに向けて「体調は絶好調ですね。だんだんと調子も上がってきているので、いい試合が見せられると思います」と語る443。1月のKrush後楽園大会ではC-ZUKAを右フックでなぎ倒す豪快なKO勝利を収めているが「前回の試合前から意識的な部分を変えて、練習方法も変えました。それまで倒せなかった部分が急に倒せるようになったのは、そういう(練習を変えた)部分もあるんじゃないかなと思います」と振り返る。

 C-ZUKA戦以降はフィジカル強化にも着手し「身体が強くなっていると思います」と語ると「前回の試合で私はパンチの印象が強いと思うのですが、もともとは蹴りでいく選手です。今回はバンバン蹴っていこうと思うので、そっちも見てもらいたいと思います」と公開練習ではパンチ・ミドル・ヒザ蹴りとバランスのよい攻撃を繰り出していった。

 443は対戦カード発表会見で王者・松下に対して「Krushの王者としては不向き」「私のように攻撃力がある選手の方がKrushには相応しい」という言葉をぶつけていた。この日は「あの時は挑戦者として言い過ぎたなという部分はありました(苦笑)。リスペクトしている部分があってのあの発言だったということは、ご承知おきください」と前置きしたうえで、改めて「Krushの戦いに向いているのは私の方だと思います」と続ける。


「松下選手の強さは“上手い”というよりも“攻略できない”部分だと思うので、そこを打破していくのは私かなというのがあります。松下選手の戦い方は松下選手側の人はうれしいとか楽しいはあると思うんですけど、私の周りでは『あんまり…』という声も聞くので。何が面白いかは人それぞれですが、Krushは倒して打ち合って…が盛り上がると思っているし、しっかり打ち合えるのも私の方かも、と思います。

 みなさんに女子でもこんなに戦えるんだってところを見せたいですし、今うちのジムでは先輩たちもそうだし、後輩たちも伸びています。うちのジムの人たちは技術も高いし、打ち合えて面白い試合をする選手ばかりなので、私はそこにも負けたくないです。周りの人が見ていて楽しいと思ってもらえる試合をするのがプロだと思います」

 同門の先輩であるグレイシャア亜紀や紅絹がKrushのタイトルに挑戦するも、いずれもベルトには手が届かず。「443はKrushも壁は厚いなというのは先輩の試合を見て感じているので、私が最初にその壁を飛び越えたい」と先輩たちが巻くことのできなかったKrushのベルトを手に入れると誓う。

 さらに「後輩の壽美(ことみ)もこれからKrushで上がってくると思うので、2人でKrushのベルトを巻きたいですし、先に私が会場に貼ってあるチャンピオンバナーになって、KANA選手の隣で待っていようかなと思います」とNEXT LEVEL渋谷としての躍進も誓った。443はこれぞKrushという試合を見せて、悲願のKrush王座奪取を成し遂げることが出来るか?
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