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[ニュース]2015.11.17
-65kg王者ゲーオ、怒りの超本気モードで木村を倒す!「彼のことが気に入らない。絶対に自分が勝ってベルトを防衛する」
    
 11月17日(火)東京・三ノ輪のウィラサクレック三ノ輪ジムにて、11月21日(土)国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 〜THE CHAMPIONSHIP〜」で木村"フィリップ"ミノルとの初防衛戦に臨む-65kg王者ゲーオ・ウィラサクレックが公開練習を行った。

 木村とのタイトルマッチまであと4日。これまで試合の2日前に来日することが多かったゲーオだったが、今回「タイは暑い国なので、涼しい日本の気候に慣れたかった。より自分のコンディションを100%に仕上げたい」と公開練習当日の朝に来日した。
 3分2Rの公開練習でもゲーオは来日直後とは思えない動きを見せた。蹴りのミットでは強烈な左ミドルとヒザ蹴りを連発し、パンチのミットでも重い左ストレート・右フックを次々と叩き込む。さらに公開練習を終えて、インタビューまでの合間の時間を使って腕立て伏せを続けるなど、防衛戦へ向けて気迫のこもった姿を見せた。

 公開練習後の囲み取材では、開口一番「100%の状態で日本にやってきて、これからもっと仕上げます。ベルトを防衛する自信があります」と語ったゲーオ。今回の試合に向けてしっかりと身体作りから始め、今日までハードな練習で自分を追い込んできた。

 また「練習メニューは1日置きに変えている」というゲーオは走り込みでスタミナ強化にも着手。三つの山を上り下りする過酷な走り込みでフルラウンド全力で戦うための持久力を身につけてきた。
 挑戦者の木村は1月のスーパーファイトで不覚を取った因縁の相手。挑戦者が木村に決まり「前回のリベンジが出来るので、率直にうれしい」というゲーオは「以前から言っているように、前回の試合は自分が負けたとは思っていません。今回それを証明できることをうれしく思っています。ファンそして応援している人たちをがっかりさせない試合をお見せしましょう」と木村へのリベンジに闘志を燃やす。

 今回の試合が決まる前から、ゲーオは木村の言動に対して感情的になっている一面ものぞかせた。この日もゲーオは「彼のことを気に入らない点では今も変わりません」と嫌悪感を露わに。

 9月後楽園大会の一夜明け会見で木村ゲーオのが等身大パネルを使って挑発的なパフォーマンスを見せたことに触れ「一言で言うとムカつきました」と言い放ち「彼のパンチには注意したいと思うし、1試合1試合成長していると思うけど、私の方が技術は上です。とにかくすべてをリングの上で見せます。そして絶対に勝つ」と勝利への自信をのぞかせた。
 今回よりゲーオは日本・世界で活躍の場を広めるために所属をFAIRTEXからウィラサクレック・フェアテックスジムに変更。リングネームもゲーオ・ウィラサクレックとし、よりK-1での戦いに集中することを明かした。

 ゲーオ自身「これからは自分の力でK-1を広めていきたいし、K-1の力になりたい」と語り「K-1を日本のものだけでなく、世界のものにしていきたい。以前のK-1にはブアカーオがいたけれど、自分も新しいK-1でブアカーオに代わる存在になりたい」とK-1王者としての責任と自負を感じている。

「自分自身、まだ成長している部分もあるし、特別なことが見せられるかもしれません。21日の試合では100%のゲーオで、ファンのみなさんが喜んでくれる面白い試合をお見せしましょう」。21日は超本気のK-1王者ゲーオの姿が見られるに違いない!
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