ニュース
[ニュース]2018.6.27
「K-1 WORLD GP」9.24(月・祝)さいたま 小澤海斗vs芦澤竜誠は遺恨爆発の喧嘩マッチ!小澤が怒りの途中退席、芦澤は「俺はアイツが嫌いだからぶっ飛ばす」
    
 6月26日(火)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、9月24日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」の第1弾対戦カードが発表された。
「K-1 WORLD GP」6.17さいたま大会での第2代フェザー級王座決定トーナメントに出場した小澤海斗と芦澤竜誠による日本人対決が決まった。

 悲願のK-1王座奪取に向けてトーナメントに出場した小澤だったが、一回戦でスペインのジョージ・バレラにまさかのKO負け。初戦で姿を消すことになった。一方の芦澤は一回戦で当時プロ無敗だった強豪シルビュー・ヴィテズに1RKO勝ち。準決勝では西京春馬にダウンを奪われて敗れたものの、3Rには西京を追い詰める場面も作り、トーナメントを盛り上げる立役者となった。

 小澤と芦澤はトーナメント前から舌戦を繰り広げており、トーナメントでの対戦が期待されていたがここでは実現せず。トーナメント後に芦澤がTwitter上で小澤に「9月にタイマンするしかないだろ!」と対戦をアピールし、それに小澤も応戦。これが決め手となり、今大会での一騎打ちが決まった。

 会見に出席した宮田充K-1プロデューサーは「トーナメント後に両選手がTwitter上でやり合う一幕があって、たまに選手がやり合うことがあるのですが、それがマッチメークに即反映されることはないです。でも今回はそれが小澤流というか、芦澤流というか、この2人だったらこういう試合の決まり方があってもいいかなと思いました。またここで2人の試合が決まって、トーナメントで爆発しきれなかった2人がバチバチやることで、フェザー級が盛り上がると思っています。ぜひこの試合に期待してください」と試合決定までの経緯、そしてこの試合にかける期待を語った。

 会見には小澤と芦澤が揃って出席。舌戦を繰り広げていた両者が並び立ったことで会見場には緊張感が走る。そして先にマイクを持った芦澤が「あのツイートは俺が酒飲んでいる時につぶやいたやつで、なんか俺が良いやつみたいに思われてますけど(苦笑)、全然そんなんじゃないんで。俺に喧嘩を売っといて『なに一回戦負けして腐ってんだよ。俺にやられる前に腐ってんじゃねえよ』と思っただけで、こいつには俺にやられて腐ってもらいます」と宣戦布告。

 すると小澤もすぐにマイクを持って「そもそも喧嘩売ってきたのはお前だから。トーナメントで負けて周りのみんなに恩返し出来なくて一日色々考えていた時に、Twitterでこいつに絡まれて…男なんで(売られた喧嘩を)買いました」と敵意をむき出しにする。

 ここから両者の舌戦は歯止めが効かなくなり「男だから買いましたって…お前の方がオイシイ試合だろ?」「(上から目線で)コイツは実力がないわけじゃないから。自分から突っ込んで負けただけで、逃げたわけじゃないからね」(芦澤)「お前うるせえんだよ。調子乗んじゃねえよ」(小澤)とヒートアップし、ついには宮田プロデューサーを挟んでの掴み合いにまで発展。慌ててスタッフが両者を引きはがすも、それでも小澤が芦澤に掴みかかろうとし、芦澤も「9月まで待てない!今ここでやってやる!」と応戦。最終的に両者が距離を取ったものの、怒りの小澤はそのまま記者会見場をあとにした。

 一人だけ会見場に残された芦澤も「こういう時だけカッコつけやがって。俺はマジでアイツをぶっ飛ばすから。俺にとってなんの得もねえ試合だけど、俺はアイツが嫌いだからぶっ飛ばす。そういうK-1もありでしょ? みんな俺の試合を見に来てください」と完全に喧嘩モードのまま会見を終えた。

 たまりにたまった両者の遺恨が爆発した記者会見。9月24日は凄惨な喧嘩マッチになるだろう…。
トップページへ戻る