ニュース
[ニュース]2015.11.19
挑戦者・木村"フィリップミノル"と対戦 -65kg王者ゲーオ・ウィラサクレック インタビュー「今回は相手を叩きのめしたい。160戦以上やってきて、滅多にこんな気持ちにはなりません」
    
 11月21日(土) 東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN 〜THE CHAMPIONSHIP〜」。K-1 WORLD GP-65kgタイトルマッチで挑戦者・木村”フィリップ”ミノルと対戦する王者ゲーオ・ウィラサクレックのインタビューを公開!
――今回は試合の4日前に来日して、すぐに公開練習を行うなど、今まで以上に気合いが入っている印象を受けました。


「自分自身、所属が変わったこともありますし、やる気満々で日本にやってきました。しかも今回はK-1 WORLD GP-65kg王者としての初防衛戦なので、ベルトを防衛する自信もあります。とにかく今回は気合いが入っているので、いい試合をお見せできると思います」

――この試合に向けて心肺機能を上げるために山を走ったり、走り込みに力を入れてきたそうですが、走り込みは地味で辛い練習だと思います。今回はそういった練習もやるほど勝利への執念やいい試合を見せたいという気持ちがあるのでしょうか?

「はい。今回は気持ちも入っていますし、100%の体を作って日本にやってきました」

――挑戦者の木村選手とは1月に対戦して敗れている相手で、試合が決まる前後にも舌戦がありました。ゲーオ選手にとって木村選手はどんな存在ですか?

「彼は非常にいいパンチを持っている選手だと思いますが、経験では自分の方が上なので何も問題はないでしょう」

――人間的に木村選手のことをどう思いますか?

「人間的に好きではないタイプですね(苦笑)。なんと言えばいいんでしょう…とにかく今回は彼のことを叩きのめしたいと思っています」

――ゲーオ選手も160戦以上やってきて、対戦相手にそういった感情を持つことはあったのですか?

「滅多にこんな気持ちにはなりません」

――今回の試合に向けてゲーオ選手の口から「自分の力でK-1を大きくしてきたい」という言葉が出ました。そういった気持ちは日々強くなっているのでしょうか?

「はい。K-1というものをもっと広めていきたいですし、日本のK-1ではなく、世界のK-1にしていきたいと思います」

――K-1の会場の雰囲気やお客戦の熱気の中で試合をすることは気持ちいいですか?

「そうですね。日本の格闘技ファン、K-1ファンの雰囲気は大好きです。純粋に私のことを応援してもらえるし、その応援のおかげで気合いも入ります」

――昨年11月の-65kg初代王座決定トーナメントの時点では、外敵のような立ち位置だったと思うのですが、いつ頃からK-1のために戦おうと思うようになったのですか?

「自分としては最初からそのつもりで戦っていました。その中で徐々にみなさんから応援してもらえるようになり、よりK-1を大きいものにしていきたいと思うようになりました。より多くの応援にしてほしいと思うと同時に、より多くの人に試合を見てもらいたいと思っています」

――次の防衛戦にも勝って、コーナーに登ってガッツポーズをやりたいですか?

「もちろんです。あれは一番うれしい時に出るポーズなので、あのポーズをみなさんにお見せしたいです」

――ゲーオ選手もキャリアの終盤に差し掛かっていると思うのですが、最後はK-1でキャリアを終えたいという気持ちはありますか?

「いえ、まだ引退のことを考えることはありません。僕も30歳を過ぎたばかりですから(笑)。これからもK-1で試合をして、K-1を盛り上げていきます!」

<選手プロフィール>
ゲーオ・ウィラサクレック
Kaew Weerasakreck
所属ジム:ウィラサクレック・フェアテックスジム
出身地:タイ
誕生日:1984/9/5
身長:169cm
クラス:-65kg
戦績:168戦133勝(41KO)31敗4分
タイトル歴
・初代K-1 WORLD GP -65kg王者
・WBCムエタイ世界スーパー・フェザー級チャンピオン
・ルンピニースタジアム認定フェザー級チャンピオン
・タイ国プロムエタイ協会2階級チャンピオン
・WPMF世界スーパー・ライト級チャンピオン
トップページへ戻る