[ニュース]2018.7.29
「Krush.91」8.5(日)後楽園 挑戦者・木村"フィリップ"ミノル、“丁寧に思いっきり殴る”一撃で王者・塚越仁志を倒す!「リングに上がったら他の人の人生は関係ない。僕だけがおいしい・気持ちいいように試合をして、自分で自分に未来のバトンを渡す」
「Krush.91」8.5(日)後楽園 挑戦者・木村"フィリップ"ミノル、“丁寧に思いっきり殴る”一撃で王者・塚越仁志を倒す!「リングに上がったら他の人の人生は関係ない。僕だけがおいしい・気持ちいいように試合をして、自分で自分に未来のバトンを渡す」
7月28日(土)東京・K-1ジム五反田にて、8月5日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.91」の[Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・塚越仁志と対戦する挑戦者・木村"フィリップ"ミノルが公開練習を行った。
昨日の王者・塚越に続いて公開練習を行った挑戦者・木村。この日はドラム型のミットを使った2分1Rのミット打ちを公開し、強烈な右ストレート・左フック・右ボディストレートを次々と繰り出していった。普段からドラム型のミットを練習に取り入れているという木村は「このミットは一発一発フォーカスして、力強く打ち込むことが出来る。丁寧に思いっきり殴る感覚を覚えるために取り入れている練習ですね」と練習の意図を説明。「僕の攻撃力は間違いなく、分かりやすく上がっている。一つステージが上がった気がします」と攻撃力アップに手応えを感じ「それがホンモノだったら、結果を生むはず。この感覚がリングで通用するホンモノの感覚になることを祈るだけです」と続けた。
現在、木村は3連勝と勢いに乗っている。昨年11月の城戸康裕戦は合計3度のダウンを奪っての判定勝利で、今年3月の平山迅戦と6月の山際和希戦ではKO勝利。もともと定評のあった攻撃力に磨きがかかり「毎回毎回レベルを上げるために色んな人の力を借りてやっているので、それが実ってきた」。木村曰く「成長のスピードは上がっているけど、反復練習や自分を見つめ直す作業を繰り返してる」ことがファイトスタイルの底上げにつながっており、一撃で相手を仕留めるファイトスタイルに一歩ずつ近づている。
その一方で木村は「練習ではヒントやアドバイスがあれば進化できるわけだから、練習の進化は進化じゃない」とキッパリ。「試合でまた違った世界観を見せられることが出来たら、それがホンモノの進化だと思う」と試合ですべてを見せなければ意味がないと締めた。
王者・塚越について木村は「非常に強くて勝負ができる選手。他の選手にはないものがある。それを強さにしている選手は色気がある。アルツロ・ガッティみたいな感じで。塚越選手を見ていると昔の色気のあるボクサーを思い出します」。Krush王者としてこれまで2度の防衛に成功している塚越の実力を評価し「だからしっかりと対策もしている」と気持ちの隙はない。
今回は木村にとって約4年8カ月ぶりのKrush王座挑戦で「今はベルトを獲りたい気持ちが大きくなっている。だからこそ一瞬もペースを渡さず、自分の勝負をする。この試合の目標はベルトだし、勝たないといけない理由も増えたんで、今はもうリングに上がったら怖くない」とプロとして初のベルト奪取に向けて静かに闘志を燃やした。
「今はベルトを獲りたい気持ちが大きくなっていってますね。だからただの一試合だと(思うようにしている)。覚悟を決めてベルトを獲らないといけないというところでは、相手に一歩も一瞬もペースも渡さず、勝負を落とさない気持ちを作り上げてきました。だからいい勝負にするというよりは自分の勝負にしたい。リングに上がったら他の人の人生は関係ないんで、僕だけがおいしい・気持ちいいように試合をします。
(ベルトへの想いは少しずつ出てきた?)出てきますね。練習を積み重ねるごとにこの試合の目標は何だろう?って考えたら、やっぱりそこはベルトであって。今までベルトを獲れなかった超えられない壁というか呪いを超えたい。今回はいつも以上に自分と向き合う時間をとって、勝たないといけない理由も増えたんで、今はもうリングに上がったら何も怖くないです。めっちゃ強い相手に挑むけど、変な気負いはないです」
木村と言えばKO勝利後に後ろで腕を組んで無表情でカメラを見つめるポーズが代名詞となっているが、今回の試合前に「もし僕がKOでベルトを獲ったら、宮田プロデューサーには僕がポーズを取っているところにベルトを巻きに来てほしい」とリクエストを出した。改めてこの日も「宮田さんもそのぐらいの要望だったら受けてくれるという発言をしてくれていた」と話し「僕は初期のあとのKrushを支えてきたし、新しいK-1も支えてきた。宮田さんと僕で特別な感情がないわけがないので、僕がチャンピオンになってハッピーな締めくくりが出来ると思う。格闘技界の未来にバトンを渡すことが必要で、僕は自分で自分にバトンを渡します」
最後にファンへのメッセージを求めると「あとは見ていてください。応援よろしくお願いします」と短い言葉で終えた木村。すべての答えは8月5日の試合後のリングで分かる。
現在、木村は3連勝と勢いに乗っている。昨年11月の城戸康裕戦は合計3度のダウンを奪っての判定勝利で、今年3月の平山迅戦と6月の山際和希戦ではKO勝利。もともと定評のあった攻撃力に磨きがかかり「毎回毎回レベルを上げるために色んな人の力を借りてやっているので、それが実ってきた」。木村曰く「成長のスピードは上がっているけど、反復練習や自分を見つめ直す作業を繰り返してる」ことがファイトスタイルの底上げにつながっており、一撃で相手を仕留めるファイトスタイルに一歩ずつ近づている。
その一方で木村は「練習ではヒントやアドバイスがあれば進化できるわけだから、練習の進化は進化じゃない」とキッパリ。「試合でまた違った世界観を見せられることが出来たら、それがホンモノの進化だと思う」と試合ですべてを見せなければ意味がないと締めた。
王者・塚越について木村は「非常に強くて勝負ができる選手。他の選手にはないものがある。それを強さにしている選手は色気がある。アルツロ・ガッティみたいな感じで。塚越選手を見ていると昔の色気のあるボクサーを思い出します」。Krush王者としてこれまで2度の防衛に成功している塚越の実力を評価し「だからしっかりと対策もしている」と気持ちの隙はない。
今回は木村にとって約4年8カ月ぶりのKrush王座挑戦で「今はベルトを獲りたい気持ちが大きくなっている。だからこそ一瞬もペースを渡さず、自分の勝負をする。この試合の目標はベルトだし、勝たないといけない理由も増えたんで、今はもうリングに上がったら怖くない」とプロとして初のベルト奪取に向けて静かに闘志を燃やした。
「今はベルトを獲りたい気持ちが大きくなっていってますね。だからただの一試合だと(思うようにしている)。覚悟を決めてベルトを獲らないといけないというところでは、相手に一歩も一瞬もペースも渡さず、勝負を落とさない気持ちを作り上げてきました。だからいい勝負にするというよりは自分の勝負にしたい。リングに上がったら他の人の人生は関係ないんで、僕だけがおいしい・気持ちいいように試合をします。
(ベルトへの想いは少しずつ出てきた?)出てきますね。練習を積み重ねるごとにこの試合の目標は何だろう?って考えたら、やっぱりそこはベルトであって。今までベルトを獲れなかった超えられない壁というか呪いを超えたい。今回はいつも以上に自分と向き合う時間をとって、勝たないといけない理由も増えたんで、今はもうリングに上がったら何も怖くないです。めっちゃ強い相手に挑むけど、変な気負いはないです」
木村と言えばKO勝利後に後ろで腕を組んで無表情でカメラを見つめるポーズが代名詞となっているが、今回の試合前に「もし僕がKOでベルトを獲ったら、宮田プロデューサーには僕がポーズを取っているところにベルトを巻きに来てほしい」とリクエストを出した。改めてこの日も「宮田さんもそのぐらいの要望だったら受けてくれるという発言をしてくれていた」と話し「僕は初期のあとのKrushを支えてきたし、新しいK-1も支えてきた。宮田さんと僕で特別な感情がないわけがないので、僕がチャンピオンになってハッピーな締めくくりが出来ると思う。格闘技界の未来にバトンを渡すことが必要で、僕は自分で自分にバトンを渡します」
最後にファンへのメッセージを求めると「あとは見ていてください。応援よろしくお願いします」と短い言葉で終えた木村。すべての答えは8月5日の試合後のリングで分かる。